平野紫耀、“BTS追随”に意欲? “英語マスター宣言”は山下智久への“憧れ”が影響か

大西かずや

 King & Princeの平野紫耀が3月5日発売のアイドル誌「POTATO」(ワン・パブリッシング)に登場。将来の目標について「やっぱり英語はマスターしておきたい‼ 海外でひとり旅ができるようにもなりたいもん」などと語り、ファンの注目を集めている。

 この発言は「未来の自分からメッセージをもらうなら、なんと言われたい?」という質問に対する回答で、平野は以前から英語の勉強を続けているものの全然上達せず悩んでいるとのこと。そんな自分に対して「今は大変だけど、いずれはちゃんと話せるようになるから。あきらめずに頑張って勉強を続けろよ」というメッセージが欲しいと答えたのだった。

 平野が英語を熱心に学ぶ背景にはおそらく、昨年9月リリースの2ndアルバム『L&』の「初回限定版B」に特別収録されたドキュメンタリー企画「武者修行inアメリカ」が大きく関係しているのだろう。

 キンプリメンバーは現地でダンスやボーカルのレッスンを受けたものの、平野はレベルの高さを痛感したらしく、週刊誌「女性自身」(光文社)のインタビューで「できない自分にいらいらした」と語っていた。講師とより細かなコミュニケーションを図るためにも英会話力は必須だが、この時点ではまだ足りていなかったのかもしれない。

 その一方、平野が“憧れの先輩”と公言する山下智久は、若い頃から英語を磨き、昨年6月に世界同時配信された日欧共同製作ドラマ『The Head』(Hulu)に出演するなど海外作品にも積極的に参加。昨年10月にはジャニーズ事務所を退所し、活動拠点を海外へ移すことを表明している。こうした山下の“挑戦的姿勢”も平野を突き動かす要因といえそうだ。

 そんな平野といえば、女性ファッション誌「ViVi」(講談社)の名物企画『国宝級イケメンランキング』において、2019年の上半期&下半期で連覇を達成し見事殿堂入り。さらに3月4日には、1年間(2020年1~12月)に発売された約1万誌の雑誌の中で「もっとも表紙を飾った女性」に贈られる『第7回 カバーガール大賞』の「メンズ部門」で2連覇を達成したことが発表されるなど、“グループの顔”ともいえる存在として活躍している。

 それだけに今後の去就が注視されるが、メンバーとともに登場した2月22日発売の「ViVi」では、「いつか全員で辿り着きたい場所はありますか?」という質問に対し、「やっぱりグラミー賞の会場かな」と回答していた。そのため、少なくともアメリカで開催される“世界最高峰の音楽賞”とも称される同賞を受賞するまでは、King & Princeとしての活動を続けていくことだろう。

 3月15日(現地時間14日)に受賞者が発表される第63回グラミー賞では、韓国出身の男性アイドルグループ・BTSのシングル『Dynamite』が「最優秀ポップデュオ/グループパフォーマンス部門」にノミネートされている。同じアジア圏のアーティストとして、それに追随すべくKing & Princeのさらなる躍進を期待したいところだ。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
 大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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