King ＆ Prince・平野紫耀のデビューのきっかけとなった“伝説の振付師”がテレビ出演し、反響を呼んでいる。
1月27日に放送された『あいつ今何してる？』（テレビ朝日系）では、ゲストのV6・坂本昌行が恩師として挙げた振付師・ボビー吉野氏がVTRで出演。
吉野氏は、かつてジャニーズ事務所のバックダンサーグループ“ジャPAニーズ”のメンバーとして活躍した後、光GENJIをはじめ錚々たるジャニーズスターを育ててきたという。
吉野氏はダンススクールの代表を務めており、同スクールにはFoorin・りりこのほか、King ＆ Princeの平野紫耀もレッスン生として通っていた。約10年前に平野をジャニー喜多川氏に紹介したのも吉野氏なのだという。
吉野氏は紹介した理由について「感覚であるんですよ。あっ、この子ジャニーズっぽい子だって」と語り、当時の平野について「すごく気の使える礼儀正しい子でした」「“将来何になりたいの？”って言ったら、“自衛隊”って言ってた」と明かした。
ネット上では「紫耀くんをジャニーさんに紹介してくださってありがとうございます」「ありがとうって何回言っても足りないくらい猛烈感謝」「ボビーさんのダンススタジオの方角に足を向けて寝られない」と、吉野氏への感謝の声が相次いでいる。
番組では触れられなかったが、平野はジャニーズに所属する直前まで、名古屋のご当地男性アイドルグループ“BOYS AND MEN”の立ち上げメンバーとして活動していた。
しかし、いつの間にかジャニーズ事務所に所属しており、事前に脱退の発表がなかったことから、BOYS AND MENファンの間では「あっさりジャニーズに乗り換えた」というイメージを持たれているようだ。
平野の貴重なエピソードを明かした吉野氏。吉野氏がいなければ、平野は現在もご当地アイドルとして活動していたかもしれない。
（文＝北河花）
＜ライタープロフィール＞
『人間・失格～たとえばぼくが死んだら～』（TBS系）の堂本剛に衝撃を受けて以来のジャニーズウォッチャー。大野智主演『世界一難しい恋』（日本テレビ系）の続編放送を夢見ながら執筆中。
