上白石萌音、“ジャニーズ御用達女優”の仲間入り? 美男子が引き立つ“普通っぽさ”で躍進!

大西かずや

 佐藤健とのコンビが話題となり、SNS上で“恋つづブーム”を巻き起こした20年1月期放送の連続ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)。このヒット以降、ヒロインを務めた上白石萌音の勢いが止まらず、ファンからは「新たなコメディエンヌの女王に?」「今、一番売れている女優では?」といった期待の声が続出している。

 同ドラマでは、“魔王”の異名をもつドSな医師・天堂浬(佐藤)に振り回されながらも恋に落ち、仕事に真面目に取り組む看護師役を演じた上白石。その純朴なキャラクターが視聴者の共感を得たことで人気を獲得した。

 そして、21年1月12日からスタートする主演ドラマ『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』(同)では、恋つづスタッフが再結集。上白石はファッション誌編集部に配属される地方出身の女性役を演じるが、「夢もやりたいことも特にない平凡女子」という設定とのことで、今作でも“普通っぽさ”がウリとなり、再び脚光を浴びることになりそうだ。

 その飾らない言動で普段から周囲の人間を癒しているらしく、20年8月放送の密着ドキュメンタリー番組『情熱大陸』(同)では、堂々とあくびをするなど自然体の姿に撮影スタッフが思わず笑ってしまう場面も。いい意味で“女優らしからぬ”姿が視聴者に親近感を抱かせるのかもしれない。

 そして、“どこにでもいそう”な役柄を違和感なく演じられるからこそ、脇を固める共演者のクセの強いキャラクターが活き、それに振り回される上白石の面白みが増す、という相乗効果が生まれるのだろう。新ドラマでは、ドSキャラに定評がある菜々緒が“鬼上司役”で真価を発揮するとあって、ふたりのやり取りは必見だ。

 また、Kis-My-Ft2の玉森裕太が“子犬系イケメン御曹司”として上白石を振り回す恋の相手役で登場するため、『恋つづ』での佐藤同様、「美男子をうまく引き立ててくれそう」と、こちらも放送前から話題を呼んでいる。

 さらに、上白石の身長は152cmとかなり小柄で、その面でも共演俳優の存在を際立たせるため、玉森との相性次第では今後、「低身長であることが有利な条件」とウワサされる“ジャニーズ御用達女優”としてさらに引っ張りダコ状態になるかもしれない。

 21年下半期の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(NHK)では、朝ドラ初出演にして主演を務めることも決定した上白石。メディアに登場する機会が急増し、ますます目が離せない存在となりそうだ。

文=大西かずや

<ライタープロフィール>

大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

上白石萌音、“ジャニーズ御用達女優”の仲間入り? 美男子が引き立つ“普通っぽさ”で躍進!のページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!