というのも、8月に放送された『24時間テレビ』(日本テレビ系)で相葉がジャニーさんとの思い出を語った際、自分たちのグループ名の候補に「曙(あけぼの)」があったことを明かしていたからだ。
文字数に制限があるラテ欄のことを考えて“嵐”と命名したジャニーさんは、それほどまでに紙媒体でのプロモーションを重要視していたということだろう。
これに対し、一部ネット上では「考え方が昭和的」との見方も。最近は芸名やグループ名などを考える際、ネット検索で上位に来ることを狙うために、すでにある言葉や固有名詞を避ける傾向があるためだ。
とはいえ、ジャニーズ事務所はつい数年前までタレントの写真をテレビ局の公式サイトやネット媒体に提供することを基本的にNGとしており、ネットを使ったプロモーションにかなり消極的だった。
ネット参入において他の大手芸能プロに比べ遅れをとっていたため、「新聞に載りやすいから」という理由でつけられた嵐は、ある意味「ジャニーズらしい名前」ともいえそうだ。
活動休止まで1カ月をきった嵐。このタイミングで初めて明かされる事実があるとは、メンバーのみならずファンの誰もが想像していなかったことだろう。