綾瀬のように、かつて歌手活動をしていた大物女優は案外多い。新垣結衣は、07年にアルバム『そら』で歌手デビュー。ささやくような歌声が特徴で、10年までに3枚のアルバムと4枚のシングルをリリースしている。
また、武井咲は11年にシングル「恋スルキモチ」でCDデビュー。GLAYのTAKUROが曲を提供したことでも話題となり、オリコンの週間ランキングで6位と健闘したが、歌手活動はなぜかこれのみだった。
さらに意外なところでは、桐谷美玲も11年にシングル「Sweet&Bitter」(エピックレコードジャパン)で歌手デビュー。オリコン最高位47位とイマイチだったせいか、16年放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でSMAPからこの曲をイジられた際には、桐谷が顔を手で覆ったり、「曲は黒歴史です」とコメントしていた。
そんな桐谷と同じ事務所に所属し、当時かなり本気で歌手活動をしていたのが、黒木メイサ。活動期間は09年から12年と短いものの、その間に2枚のオリジナルアルバム、2枚のミニアルバム、6枚のシングル、1曲の配信曲をリリース。12年に元KAT-TUNの赤西仁と結婚していなければ、今も歌い続けていたかもしれない。
このほかにも、上戸彩、沢尻エリカ、深田恭子、広末涼子、北乃きいなど、歌手デビューしている女優は多い。そのほとんどが歌わなくなった今では、どれも貴重な“お宝音源”といえそうだ。