eスポーツ界でセクハラ・パワハラなどの不祥事が続発… 巨大化する業界に冷ややかな視線

編集部
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 今月7日、任天堂の人気ゲーム『スプラトゥーン』のプロゲーマーだった専門学校生の男が、女子中学生を自宅に誘い込んでわいせつな行為をしたとして逮捕された。最近はeスポーツで不祥事や事件が相次いでおり、業界の内外から厳しい視線が向けられている。

 男は昨年11月ごろから「いぐ」(YIG)という選手名で日本のプロゲーマーチームに所属し、小中学生などの若年層を中心に人気の「スプラトゥーン」のプロゲーマーとして活動していた。

 被害を受けた女子中学生とはTwitterでメッセージをやり取りし、「家で一緒に(スプラトゥーンの)イベントを観戦しよう。女性もいるよ」などと誘い出して行為に及んだとされる。逮捕前にわいせつ行為の疑いが明らかになっていたため、男は9月時点でチームとの契約を解除されていた。

 eスポーツ界では、8月に日本最大級のプロチーム「野良連合」の代表オーナーに未成年への飲酒強要&パパ活疑惑、選手への給与未払い&パワハラ疑惑が浮上し、炎上騒動に発展。責任を取って代表オーナーが辞任するなどしたことで、業界が大揺れになったばかりだった。

 また、海外では北米最大規模の対戦格闘ゲームイベント「Evolution」(通称EVO)の創設者である運営幹部が、過去に未成年者へのセクハラ行為をしていたと告発されたことが大きな話題に。協賛企業や有力選手の不参加表明が相次いだことで、今夏に予定されていた大会が中止となる事態となった。

 さらに、オンライン大会で別人がプレイするという替え玉事件や、非合法な賭けの対象になっていたゲーム大会で八百長が行われるなど、世界的にeスポーツ界で不祥事が続発している。

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