人気沸騰中のガールズグループ「NiziU」の総合プロデューサーで歌手のJ.Y.Parkが6日、朝の情報番組『スッキリ』（日本テレビ系）に生出演。歌手としてヒット曲メドレーを披露し、男性版「Nizi Project」の構想をサプライズ発表するなどしたことで話題を呼んだ。ところが、これが「日テレの媚び売りがすごい」「餅ゴリは男性アイドルを使い捨てにするな」などと物議を醸すことになっている。
番組では、J.Y.Parkが韓国からリモート出演。7日に発売されるベストアルバム『J.Y. Park BEST』からのヒット曲メドレーを披露し、特に好きな日本の曲だというチェッカーズの『ジュリアに傷心』、KUWATA BANDの『スキップ・ビート（SKIPPED BEAT）』も生歌唱した。
J.Y.Parkの歌手としての顔に新鮮さを感じた視聴者は多く、Twitterのトレンドワードで「J.Y.Park」が1位になる大反響。「餅が大好きでゴリラに似ている」ということが由来のファンからの愛称「餅ゴリ」までトレンド入りした。
しかし、その一方で「NiziUのプロデューサー」としてしか彼を見ていない視聴者からは「日テレが媚び売りまくってる」「ほとんど接待ライブ」「NiziUを囲い込みたいんだろうなあ」といった冷めた声もあったようだ。
「NiziUの大ブレイクによって、オーディションからの密着映像を配信している日テレグループの動画サービス『Hulu』の加入者が爆増。宣伝目的でダイジェストを流していた『スッキリ』の視聴率まで上がり、NiziUは日テレにとってドル箱コンテンツになっています。12月の正式デビュー後も彼女たちを独占したいという思惑があり、J.Y.Parkのご機嫌取りをするため、歌手としては日本で『ほぼ無名』といってもいい彼の新アルバムのプロモーションに協力しているのでしょう」（芸能ライター）
また、番組内ではアメリカで計画されている男性版「Nizi Project」に関連して、J.Y.Parkが「アメリカと日本の男性のどちらを先にやるか悩んでいる……」と告白。日本で男性版「Nizi Project」のオーディションが開催される可能性を示唆した。
