俳優の菅田将暉と女優の小松菜奈がダブル主演する映画『糸』（8月21日公開）の完成報告会が11日に都内で開催された。ふたりは今年3月に「熱愛」を報じられており、芸能界屈指の若手ビッグカップルとして知られる。美男美女カップルの共演作で、宣伝のためにメディアにもそろって登場するとなればいろいろな意味で騒がれそうだが、なぜか世間の反応は今ひとつだ。
今年3月末、スポーツニッポンによってスクープされた菅田と小松の熱愛。『糸』の撮影中だった昨年秋に菅田が猛アタックし、はじめは「菅田さんのことが嫌いだった」という小松が熱烈アピールにほだされ、少女マンガさながらの胸キュン展開で交際に至ったとされる。
双方のファンは驚きつつも、文句のつけようのない「お似合い」ぶりに祝福の声が多数上がり、ネット上で「すだなな」という愛称で呼ばれるほどの好感度カップルとなった。
しかし、盛り上がったのはスクープ当初だけ。若手ビッグカップルの交際となれば各週刊誌がデート現場の写真などを押さえようと躍起になるはずだが、なぜか具体的な後追い報道はほとんどなし。今回の『糸』の完成報告会やPRのためのテレビ出演などでツーショットを披露しても、熱愛中として扱っているメディアはスポニチ以外にあまりなく、リアルカップルという認識で見ているファンも少ない。
「実は当初から、各マスコミやファンの間では話題作りのための“ビジネスカップル”と見られていました。というのも、熱愛がスクープされたのは当初4月公開予定だった『糸』の封切り直前。あまりにもタイミングがデキ過ぎでしょう。同作は新型コロナウイルスの影響で公開延期になったため、結果的に話題作りは不発となってしまった感がありますが……」（芸能ライター）
小松は完成報告会で、撮影中に子役と触れ合っていた菅田の姿が印象的だったと語り、「いいお父さんになるんだろうなぁと思いました」とコメント。本来であれば強烈なノロケ発言のはずだが、やはり記者たちの反応は鈍かった。
