打ち切り『フリースタイルダンジョン』の後番組、芸人投入のバラエティ化に不満の声

編集部

 番組冒頭にZeebraは「『ダンジョン』は、MCバトルの番組としてはすごくいい形でやれたと思ってるけども、その反面、バトルばかりがすごく注目されて、いわゆるヒップホップ・カルチャーのいい部分が伝わらなかったという指摘もあって。そんなところまで引っくるめた教育ができたら」と新番組への思いを語っていた。

 その“教育”部分は、番組の途中に挟まれた「ミッドナイトHIP HOPアカデミー」というコーナーが負っているのだろう。ベテラン・ラッパーのKダブシャインが登場し、この日は「Black Lives Matter」について真面目に授業しようとしたが、しかしあまりに短い尺のため説明は駆け足。さらに、RGのことを誤ってHGと呼んでしまったKダブへの抗議の意を込めてRGが「デモしよう」と発言し、人種差別問題という敏感な話題を使ってジョークを飛ばしたRGの不真面目な態度にも批判の声が出ている。

 この新番組は『フリースタイルダンジョン』の時と同様にAbemaTVでの配信も行われているが、これまでの「HIPHOPチャンネル」ではなく「バラエティチャンネル」にカテゴリが変更されており、あくまでも「バラエティ番組」という位置づけのようだ。バラエティ色強い内容ではたしてZeebraが目指す“教育”ができるのだろうか。

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