エンドロールにも「押尾学」の名前がしっかりクレジットされており、出演シーンは極力カットされていたものの、どうやら存在を抹消するような扱いではなくなっているようだ。これは今後のドラマ界において、革命的な指標になりそうだという。
「昨今は、出演者が不祥事を起こすと作品の公開や再放送が不可能になったり、DVDが回収されたりといったケースが増加。作品の安易な『封印』を疑問視する声は多かった。“お蔵入り俳優”の代表格ともいえる押尾の出演シーンがテレビのゴールデンタイムで解禁された意味は大きく、今後は過去に重大な不祥事を起こした出演者がいたとしても、極力出演シーンをカットすることで再放送などが可能と判断されることが多くなりそうです」(同前)
『やまとなでしこ』の8話には、闇営業問題でテレビ画面から姿を消した雨上がり決死隊の宮迫博之もチョイ役でゲスト出演していた。押尾と共に、13日に放送される第2夜『いつか王子様が』でどのように扱われるか注目される。