「甲子園中止」報道で高校球児、高校野球ファン落胆… その中での唯一の“希望”とは

編集部
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 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、今夏に開催予定だった第102回全国高校野球選手権大会が開催中止の方向で動いていることが5月14日、わかった。主催者の日本高野連と朝日新聞社は最終調整に入っているという。

 今年は春センバツが中止となっていたこともあり、「夏こそは」と切望していた高校球児や高校野球ファンも多かったことだろう。報道を受けて、ネットでは「泣きそう」「夏の唯一の楽しみがなくなった」「3年生のことを思うと胸が痛いな」など落胆の声が相次いだ。

 「中止決定が早すぎるのでは」といった声も上がっているが、運営サイドの準備期間を考慮すると、むしろこのタイミングでの判断がギリギリなのかもしれない。開催決定となれば選手たちも、すぐにでも練習を再開しなければならず、感染リスクが高まるため、今回の開催中止は仕方がないことと言えよう。

 一方で、地方大会の開催可否については、各都道府県高野連の判断に任せる方針を示している。もし開催する場合、観客の有無や開催日程などの詳細については、各高野連と朝日新聞各総局で協議して決定することになるだろう。

 緊急事態宣言が解除された39県の各県高野連に「甲子園中止の場合、県独自の大会を開くか」を取材した「日刊スポーツ」によると、過半数の20県から「独自開催の意思あり」との回答を得たという。その他、12県から「検討中または今後検討」という回答を得ており、各県での独自開催は高校野球ファンにとって“唯一の希望”となりそうだ。

 コロナの影響を受け、甲子園のみならずさまざまなイベントが軒並み中止となっている。高校球児のようにそのイベントに全てを懸けてきた人にとっては、非常にショッキングな出来事だろう。事態が一刻も早く収束し、平穏な日常が戻ることを願うばかりだ。

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