カンニング竹山、地元・福岡で売れるため自腹でYouTubeチャンネル開設もまさかの展開に…

編集部

 お笑いタレントのカンニング竹山が、実は地元・福岡のテレビ局にほとんど出演していないことをご存知だろうか。

 竹山といえば、現在はお笑いだけでなく、コメンテーターとしては複数の情報番組のレギュラーを抱え、俳優としてもNHKの連続テレビ小説や大河ドラマに出演した経験もある、マルチな才能を持つタレントだ。

 だが福岡では、CMや地元企業のイメージキャラクターとしての仕事は多いものの、地元テレビ局からは出演オファーがないのだという。そんな福岡でのレギュラー番組を持ちたい竹山がテレビ局に売り込むため2018年1月に開設したのが、YouTubeチャンネル「カンニング竹山 プロダクション」だった(開設当時は「カンニング竹山~拝啓テレビ局様チャンネル」)。当初は番組製作費が、竹山の自腹だったというエピソードにも本気度が窺える。

 竹山ははじめに、自身のプロモーションとして、情報番組の出演枠を狙った食レポ実践や街頭での好感度調査に着手する。自費で高級なうなぎ屋で食レポしたり、福岡の街中で竹山の人気を聞き取り調査したりする様子を披露。さらには動画を見て興味を持った地元テレビ局の製作スタッフを自費で接待する模様も公開し、なりふり構わない姿勢でレギュラー奪取に意欲を見せた。

 また竹山の代名詞であるキレ芸も、この動画の見どころのひとつ。番組撮影中、スタッフの段取り不足で巻き起こる想定外の事態の数々に、竹山がスタッフをガチ説教したのも1度や2度ではない。しまいには番組人気アップのために選んだアシスタントへの不満を漏らすなど、好感度獲得モードから回を追うごとに通常営業に戻っていく竹山の変化も面白い。

 結局、いまだに地元・福岡でのレギュラーは獲得できておらず、このYouTubeチャンネルは途中約7カ月の休眠期間を経て、現在は福岡にこだわらない内容に方針を転換している。「正直言って『人気者』になりたいんです!!」と語る竹山の思いは、世の中に届くのだろうか。

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