長州力の自由すぎるTwitterは天然か、計算か? SNSを「プロレス化」した圧倒的な人間力

編集部

「ハッシュドタグ」「井長州力」等の珍ツイートで話題をさらっている元プロレスラー・長州力のTwitterが『いまどうしてる?』(ワニブックス)のタイトルで書籍化され、5月2日に発売される。Twitterでの大ブレイクを追い風にYouTuberとしても人気が爆発している長州だが、なぜこんなにも「バズり」まくることができるのだろうか。

 昨年12月に突如としてTwitterアカウントを開設して以来、一般ユーザーたちを大爆笑させ続けている長州。個人的な連絡としか思えない意味不明なツイートを繰り返したことで「自由すぎる」と話題を集め、特にハッシュタグを「ハッシュドタグ」、ハッシュマークの記号「#」を漢字の「井」と間違えた投稿は「笑える」「ほっこりした」などと大反響を呼んだ。

 4月22日には「ところで?俺のTwitterの名前の横に、何か?失格マークのような青いものが付いてますが?なんなの?」と、いわゆる「公式マーク」と呼ばれる認証済みバッジに噛みついて「消してくれる?頼みますよ!!」と発言。どちらかといえば皆が憧れる「公式マーク」を「失格マーク」と呼ぶ、デジタル世代には思いもつかないような発想力でTwitterユーザーたちを沸かせた。

 ネットユーザーたちを夢中にさせている独特の言語センスは、実は現役レスラー時代から神懸かっていた。

 現役時代、長州はライバル・藤波辰爾への対抗心の発露といえる「オレはお前の噛ませ犬じゃない」発言をはじめ、長州小力の物真似でも知られる「キレちゃいないよ」、対戦を直訴しにやって来た大仁田厚を追い返すために発した「またぐなよ」といった名フレーズを連発。

 なかでも特に、スタイルの違う全日本プロレスに乗り込んだ際に発言した「オレたちはロックで、あいつらはワルツ」や「オレと(ジャンボ)鶴田じゃスイングしないよ」といった、プロレスに音楽用語を持ち込んだ比喩表現は白眉だった。

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