燃える闘魂も、古希をとうに過ぎている。
元プロレスラーとして圧倒的な人気を誇り、政治家としても活躍したアントニオ猪木氏の「近影」に、衝撃が集まっている。
ネット上に出回っているのが、猪木氏がイベントに参加した様子の写真だ。写っている写真には、遠目でも頬がこけているのがわかり、杖をついて立っているものだった。
世間からは「なんか小さくなったな」「今の同年代と比べるとヨボヨボな感じ」「身体酷使するとこうなるんだな」とその変化に驚く声がある一方、「もっと老いてると思ってた」「思ったより元気そう」という意見も出ている。
「猪木さんはもともと糖尿病持ちですし、ここ数年は腰痛などで何度も手術をしています。年齢を考えても、見た目に変化があるのは自然なことですが……。
プロレスラーとして現役だったころのイメージがあまりにも強いですからね。やはり変化に驚くのも無理はないかもしれません」(記者)
体調の問題から今年政界引退をした猪木氏。先月の「文藝春秋」でのインタビューでは「転ぶのが嫌だから、歩くときは杖を使っている。もちろん色は赤。この杖をついて歩いていると若い子から“ああ、ステッキ”って言われるんだ」とも語っているが、取材者は「眼光は鋭く、前に立つと威圧感がある」「口を開けばまだまだ意気軒昂」とも記している。
いつまでも元気でいてほしい、非常に多くのファンがそう願っている。