3月29日に志村けんが死去し、芸能界に衝撃が走ってから約1カ月が経とうとしている。あまりに急なニュースに、お笑いファンや芸能関係者各所から悲しみの声が寄せられた。しかし、志村と仲が良いことで知られるお笑いコンビ・千鳥の大吾は、公の場で志村の死に触れていないことが話題となっていた。
その理由について語られることになりそうな新番組の放送が決定した。志村の名が冠された番組『志村友達』（フジテレビ・関東ローカル）が4月28日からスタートし、大吾とアンタッチャブル・柴田英嗣がMCを務める。2人がゲストとともに志村のコントの映像を見ながら、志村に思いを馳せるトークを繰り広げる内容だ。
同番組は、志村の人気番組『志村でナイト』（同局）の後続番組として、この春から放送される予定だった。志村とゲストのトークを中心とした内容を変更し、当初レギュラーメンバーとなるはずだった2人がMCとして番組を進行していくという。
大吾はMCを務めることについて「志村さんに怒られないように、マジメな顔してパンティー穿いて収録に臨みます」と笑いを誘いつつ、「何も考えず、笑って見ていただけたらと思います」と、視聴者へメッセージを送った。
ネットでは「志村けんの後継者は千鳥の大吾になったか」「志村でナイト毎週凄く楽しみで、大吾さんと志村けんさんのアドリブの掛け合いめっちゃ大好きでした」と、番組を楽しみにする声が寄せられた。
新たなかたちで志村の意志を引き継ぎ、「ファンを笑わせる」ことに徹する大吾だからこそ、辛気臭いコメントは似合わないといった声も挙がっている。そんな大吾が志村への思いを語る日は来るのだろうか。
