「お笑い第7世代」の隠れた牽引者は誰だ?

編集部

 4月10日深夜放送の『爆笑問題のシンパイ賞!!』(テレビ朝日系)の中で、「EXIT」のりんたろー。の真面目すぎる一面が改めて露わになった。

 りんたろー。は相方の兼近大樹と2017年にEXITを結成。新世代の「チャラ男」「パリピ(パーティーピープルの略)」漫才で話題となった。だが、ブレイクまで8年間介護のバイトを続けるなど、真面目な好青年といった面も明らかになっている。

 今回の放送では、普段じっくりと話すことのないお笑い第7世代のメンバーが、「四千頭身」の都築拓紀の自宅で酒を飲みながらじっくりと語り合った。参加メンバーはEXIT、かが屋、四千頭身、宮下草薙。この中でりんたろー。は34歳と最年長で、他は全員20代だった。

 りんたろー。は現在のお笑いシーンを「返しが強い人が残っている」と分析し、インスタライブで「コメントにチャラく返すのをやっている」といった知られざる努力を語り、宮下草薙の草薙航基から「めちゃくちゃ真面目だな」とツッコまれ笑いを誘っていた。

 さらに爆笑問題に対しては、時事ネタの新作漫才を定期的に披露していることに「旬なものを旬な角度で、その感性だけはずっとブレていない」とリスペクトも忘れなかった。この笑いのない展開に、スタジオの爆笑問題・太田光も「真面目すぎて『朝生(朝まで生テレビ)』かと思った」と話すのだった。

 確かに「朝生」テイストあふれる放送だったが、ならば仕切り役の田原総一朗は誰であったかと言えば、間違いなくりんたろー。だ。実のところお笑い第7世代の隠れた牽引者は彼なのかもしれない。
(文=相川ナロウ)

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