水曜日のダウンタウン「やってくれたな」予想外の視聴者ドッキリでファンも芸人の気持ちを体験?

編集部

 VRじゃないが体験型アトラクションだ。

 数々の芸人や芸能人にドッキリを仕掛けるなど、“説”として攻めた企画と演出が人気のバラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(TBS)。その『水ダウ』が25日、ついにテレビの前の視聴者にまでドッキリを仕掛けた。たびたび過激な演出が物議を醸し、時には警察沙汰に発展することもあるのだが、その“クセ”がファンを虜にする理由にもなっているのは間違いない。出演者にも視聴者にも喜ばれる、とんでもない番組になってきたようだ。

 25日の放送で、冒頭から「この番組は2月8日に収録したものです」とテロップを出して始まった『水ダウ』。さらに番組MCのダウンタウン・浜田雅功の姿が一切映らずに進行し、ネット上には「あれ?浜田さんが水ダウにいない…」と異変に気づく視聴者があふれた。だが番組終盤にようやくサバンナ・高橋茂雄が種明かし。「『この番組は◯月◯日に収録したものです』のテロップを冒頭に出して浜田をひたすらカットしてOAしたら何かあったと思う説」と、視聴者をターゲットにしたドッキリであることが明かされた。

『水ダウ』といえば、様々な“説”を芸人にドッキリを仕掛けたりと破天荒な方法で検証するのが一番の見どころ。だが芸人に毛嫌いされる番組かと思いきや、『水ダウ』のドッキリだとわかると喜びをあらわにする若手芸人も後を絶たない。「M-1グランプリ」王者の霜降り明星も、『水ダウ』と聞いて「マジ?」「よっしゃー!」と不機嫌な表情が一瞬で吹き飛んだほどだ。無名の若手芸人であればなおさらで、「8割水曜日のダウンタウンに出られる、2割が最悪」「嬉しさが100、怒りが0」など、ドッキリを仕掛けられるのが若手のひとつのステータスになりつつあるようだ。

 “浜田いないドッキリ”で若手芸人の気持ちを経験した視聴者からは、「まんまと騙された」「さすが水ダウやること違う(笑)」「おもろすぎて何回も見ちゃうw」など絶賛の声が続出。中には「完全にやられた。心理学みたいな腑に落ち感」と、楽しいを通り越して感心してしまうユーザーも現れた。

 視聴者を巻き込んだ斬新なドッキリ企画を仕掛ける番組を見て、「次は何をやってくれるだろう」と心が踊ったファンも少なくないだろう。出演するダウンタウン・松本人志も、攻めた企画を放送する番組のカラーを「ストレートにストライクを取りにいく番組じゃない」と表現してその魅力を伝える。出演者もファンも魅了する破天荒番組の、さらなる“説”に今後も期待していきたい。

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