極楽とんぼの山本、約10年ぶりに地上波復帰も埋まらない吉本との溝! その理由とは?
編集部
昨年1月の東京・下北沢の単独ライブで仕事復帰し、同7月には相方の加藤浩次のコントライブのステージに上がり、約9年ぶりのコンビ共演を果たしていた。 この日、同番組に出演した山本は、10年ぶりにレギュラーメンバーと対峙すると「お久しぶりです!」と笑顔であいさつ。
その後、共演する「ナインティナイン」の岡村隆史から復帰までの姿勢について厳しく指摘されると、「甘えている。イヤなことから逃げる。自分一人じゃ何もできない。一番は、俺がバカだったということです」などと反省の弁を述べた。 さらに、「大変申し訳なく思っています。(被害女性は)どこで何をしているかは分かりませんけど、10年という年月が経ちましたけど、申し訳ございませんでした」と土下座で謝罪し、「みなさん本当にすいませんでした」と再び土下座で謝罪する一幕もあった。 また、番組内では「10年前に事件の当事者間の和解も済み、逮捕もなく不起訴処分だったことに加え、本人が10年間の謹慎という社会的制裁を受けていると判断した」と異例のテロップが流された。 テレビ誌編集者はこう語る。 「山本さんの『めちゃイケ』での復帰についてはかねてから噂されていましたが、やはり復帰するならこの舞台しかなかったということでしょう。相方の加藤さんの尽力に加えて、10年という節目もあって、ついに実現した格好でしょう」 同番組での地上波復帰に加えて、9月3日から相方の加藤とともに14都市で全国ざんげツアーを実施することも明らかに。
このまま山本の本格復帰が実現しそうな雰囲気だが、その一方で気になるのが、かつての所属事務所である吉本興業の頑ななまでの態度だ。 吉本サイドは、2人による全国ざんげツアーの実施は認めつつも、「現時点での事務所への復帰はありません」としている。 すんなりと再所属を認めない背景には、いったいどんな理由があるのか? 吉本興業の社員は語る。 「ウチの上層部の中には、いまだに山本に対して拒否反応を示す幹部もいる。それと言うのも、山本は表沙汰になってはいないものの、例の事件が起きる前から仲の良い後輩芸人たちとつるんで再三トラブルを起こし、そのたびに事務所は“火消し”に奔走していた。しかも、注意してもなかなか止めようとしなかった。ようはかなりの“問題児”だったわけです。一時期、元“軍団山本”メンバーの田村淳が、事務所に無許可でインターネットの個人製作番組をやったりしていましたが、ああいった勝手な行動も、兄貴分の山本の悪い影響を受けているとさえ言われていました」