世界中に拡大する新型コロナウィルスの影響を受け日本でも自粛ムードが漂うなか、シンガーソングライター・椎名林檎ら5人によるグループ・東京事変が、今月29日と3月1日に予定されているライブを「決行」すると、ファンクラブ会員向けのメールなどで発表。
これを受け、ネット上では賛否の声が続出している。
「このライブツアーは、29日から4月9日の期間に全国6都市で開催予定となっています。コロナウィルス拡大に伴い、ライブ参加を辞退するお客さん向けに『チケットの払い戻しに対応します』とし、また来月1日以降の公演は『その時の状況で判断』としています」（音楽ライター）
この対応にSNS上では「自己責任だな」「危ないと思うなら行かなければいい」と肯定的な意見が上がる一方、「まさに東京事変だろ」「自己責任論では済まされない」と開催決行に対して厳しい声が寄せられた。
EXILEや星野源といった多くの人気アーティスト達はすぐに開催中止を発表。それに逆行するような形となった東京事変に対し非難が飛び交うのも仕方ない。また、ファンの自己責任とはいえ、感染拡大のリスクを鑑みれば「やはり中止にするべき」との見方も多い。
そんななか、人気ロックバンド・RADWIMPSの野田洋次郎は、多数のイベントやコンサートが中止されている現状について言及。ツアー決行について頭を悩ませていることを吐露している。
