不倫報道で炎上中の俳優・東出昌大と、女優・唐田えりか。これまで東出が築いてきた“イクメン”のイメージは瞬く間に崩れ去り、バッシングが鳴りやまない。そんな中、東出の親友であるお笑いコンビ「南海キャンディーズ」山里亮太が語った東出騒動への持論が話題を呼んでいる。
山里は、28日に放送されたTBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」に出演。東出への相次ぐバッシングに対し、「（不倫は）めちゃくちゃ悪いとは思うけど、友だちは友だちだからさ、今回のことと関係ない感じでさ、バカにされているのを見るのは、すごくつらいの」と、心情を吐露した。
さらに東出の妻である女優・杏に対しても「杏ちゃんがこれから許すってものすごい大変じゃない。全登場人物の中で一番大変なのは杏ちゃん」と、気遣うことも忘れない。最後は「我々はいいも悪いも誰かを責めるなんて権利などはございません」と、歯切れよく東出へのバッシングに警鐘を鳴らした。
こうした山里の東出を思いやる気持ちに対し、ネットでは「山里、よく言った」「山ちゃんの優しさがこっちにも伝わってきました」「山里いいやつすぎ」と、絶賛の声が続出。また、「まさしくそう！関係ない人はわざわざ叩く必要ないじゃん」「自分が気に入らない人を叩く風潮はおかしいと思う」と、山里の持論を支持する声も多く上がった。
そんな山里は、昨年6月に女優・蒼井優との結婚を発表し令和最初のビッグカップルとして日本中の注目が集まったことは記憶に新しい。山里も蒼井も結婚後も仕事をセーブすることなく活躍し続けており、新婚生活も順調そうである。かねてより仕事一本の生真面目芸人で女性に優しいと評判だった山里だからこそ、自由奔放な蒼井を射止めたのだろう。今回の東出バッシングに対する持論からも、山里の誠実さがにじみ出ていると言える。
杏を本気で労わる気持ちが伝わってくる彼の発言は、今回の騒動で目立った「杏ちゃんが可哀相！」という意見とは一線を画しているように感じる。これほど俯瞰的な考えを持てるのも、蒼井と生活を共にすることで更に優しくなったからなのかもしれない。物事を冷静に見ることができる山里に感心するばかりである。今後も彼の発言に注目していきたい。
