WEBサイト「ザテレビジョン」が発表した1月20日〜26日のウィークリー視聴熱（SNSや独自調査を集計した、今熱い番組を計る新指標）で、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が主演を務める日本テレビ系のドラマ「やめるときも、すこやかなるときも」が、1位のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」、2位のNHK朝ドラ「スカーレット」に続いて第3位を獲得した。
1月20日にスタートした「やめるときも、すこやかなるときも」は、窪美澄の同名小説が原作。日本テレビのシンドラ枠では初のラブストーリーとなる。藤ヶ谷と共演するのは日本テレビ系のドラマ「あなたの番です」で話題を呼んだ女優・奈緒。大切な人の死を忘れられない男・須藤壱晴（藤ヶ谷）と、結婚さえすれば人生を変えられると思っている女・本橋桜子（奈緒）が織りなす訳あり男女のピュアなラブストーリーだ。
初回の放送を終えてSNSでは「30分があっという間」「来週が待ち遠しい」「2人の演技が素敵」などの声が上がり、視聴熱では大河ドラマと朝ドラに迫る大健闘を見せた。
藤ヶ谷は11歳でジャニーズ事務所に入所するも、デビューまで１３年もの下積み時代を過ごした経歴を持つ。同期の亀梨和也や中丸雄一らが次々にデビューするなか、一時は就職することも考えたという。そして2011年にKis-My-Ft2として念願のCDデビュー、メンバーとともに順調に活躍の場を広げている。
キスマイメンバーのなかでも、歌唱力のある男前として人気が高い藤ヶ谷は、数々のドラマや舞台で幅広い役柄をこなし、俳優としての注目も高まっている。下積み時代から着実に積み上げてきた実力と、キスマイの冠番組「キスマイ超BUSAIKU!?」のコーナーで鍛えられた演技力が、今回のドラマでも光っているのだろう。
一見クールでミステリアスな雰囲気を持つ藤ヶ谷だが、実は天然な面もあるのだという。多くの女性ファンの心を掴んでいるのは、そんな素顔とのギャップなのかもしれない。今度のドラマでは、過去に囚われたどこか影のある男の役を、どのように演じてくれるのだろうか。藤ヶ谷の魅力とともに、ドラマで2人が育む恋愛の行く末とリアルな人間模様を堪能したい。
