『氣志團万博』驚愕の「千葉への迷惑行為」!? 台風被害の中無理やり開催した理由

編集部

 先週末の14・15日、野外音楽フェス『氣志團万博2019』が開催された。開催地となった千葉県袖ヶ浦市は台風15号の被害が甚大で一時は開催が危ぶまれたが、無事に開催されたようでなによりである。

「『氣志團万博』とは03年から開催されており、12年以降は氣志團が主催となり毎年袖ヶ浦海浜公園で開催している大型音楽イベントです。出演アーティストにはGLAYや和田アキ子から私立恵比寿中学やももいろクローバーZにいたるまで非常に多彩で、年々参加者を増やしています。

 ただ今年は台風の影響もあり、開催日の14日時点ですら袖ケ浦市の停電件数が約6,000戸。千葉県全域では約147,700戸という有様でした。物資も宿泊施設なども不足している状況でしたので、そんな中イベント開催を強行したことで非難の対象になってしまいました」(音楽誌ライター)

 主催者の一人である氣志團・綾小路翔は地震のSNSで「会場内・ホテル以外では飲食物をなるべく買わない」「出発地でフルタン給油して」などとメッセージを発信して被災地の配慮を呼びかけていた。

 だがネットでは「迷惑だって分かってるのにやるのか」「5万人も現地に向かったら道路も電車もパニックになりそう。復旧作業の人や現地の親戚に会いに行く人の邪魔はしないで」「地元民だけど歓迎しない。今も路駐とか路上飲酒、喫煙する輩がいる。お金を使ってくれるのはいいけど5万人が出したゴミは誰が処理するの?」などという否定的な意見が多数。評判は散々だったようだ。

「中止や延期ができなかった大きな理由はやはり金銭面だと言われています。チケットの払い戻しもできないとのことで、保険面で何か制約があったのでしょう。保険の内容は公開されていませんが、例えば滋賀県の『イナズマロックフェス2017』が台風で中止になった際には返金があったことを考えると、やはり運営に何か問題があったのでしょうね。

 延期を求める声も上がりましたが、これだけの面子を再度セッティングすることは事実上不可能。さらに今年はイベントの超目玉である新しい地図が出演することもあり、氣志團サイドは是が非でも開催したかったことでしょう。SMAP時代から考えても彼らが野外フェスに出演するのは初めてのこと。成功すれば『元・SMAPをフェスに出演させたイベンター』として箔が付くことになりますので、来年以降というか今後のイベンター人生に関わることだったのです」(同)

 ともあれ大きなトラブルはなくイベントが無事終了したのはなによりのこと。一日も早い千葉県の完全復旧を心から望むばかりである。

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