伊集院光、猛暑の熊谷へ赴くも何も得られず?

編集部

 19日深夜放送の『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBS系)で、埼玉県熊谷市を訪れたエピソードが語られた。

 熊谷市といえば「日本一暑い街」のひとつとして知られるが、物好きな伊集院はその暑さを体験しようと向かったようだ。ただ、自宅から東京駅までタクシーで向かうも、運転手が入り口を間違えテンションが下がってしまう。さらに東京駅の温度計が38度を記録しており「暑さの差なんかわからないじゃん」と思ったようだ。

 さらに、熊谷は現在は「暑い街」アピールをやめている。伊集院は「冷静に考えたら日本一暑い街とかいっても、それを経験しに来ようとするやつなんかいないじゃん」「東京近郊の街でもあるので、暑いから住みたくないとなる」と語った。

 実際に熊谷駅へ到着すると「駅の周りに一切気温計がないの。ただの駅前なの」と呆然としたようだ。自分の巨体からは汗がジャバジャバと流れ出ているが「俺、冷やし中華食っても汗かくんだから」と話し、笑いを誘っていた。

 それでも、街中を歩いていると照り返しの強いずっと日向の道は「iPhoneの気温計だと40度を記録することもあった」という。ただ、これはあくまでもその場でiPhoneが熱せられて出ている数値でもあり、正式な最高気温ではない。

 とにかく何もない郊外の街のため、最後に駅まで戻り冷房を浴びた瞬間に憑き物が落ちたように「やらなくていい」「お金がもったいない」と当然の結論に気づき、行きは新幹線で向かったものの、帰りは湘南新宿ラインで戻ってきたようだ。

 この番組のフリートークにおいて旅ネタは鉄板ネタであるが、大体は現地の人々との交流や、思わぬ発見が語られる。ここまで何もない体験というのは、それはそれで貴重なものなのかもしれない。(文=相川ナロウ)

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