パチンコに魂を売った?「超人気アニメ」の数々…… 「2億部突破」「国民的ヒット作」意外なタイアップ化も?
編集部
■300万人が感動! 大人が泣けるアニメとして話題を呼んだアノ人気アニメ
2011年にフジテレビの深夜枠で放送され、幅広い世代から支持を得た『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(通称『あの花』)。
そんな超話題の人気アニメ作ですが、先日パチンコ・パチスロ両方でデビュー。導入から約2週間が経過した現在も、高い稼働を実現しています。
しかし、今回のタイアップ化に原作ファンは大激怒。「あの花までパチンコ化する必要はない」「好きな作品だけに気分が悪い」などタイアップ化そのものを否定する意見のほか、そもそも本作は感動アニメということもあり、「あの花の世界観が崩れる」「純粋無垢なめんま(ヒロイン)を返せ!」との声も多数寄せられています。
確かにパチンコとは“水と油”のような組み合わせですが……ホールの盛り上がりを見る限り、今なお注目を集めるコンテンツであることが分かりますね。
■最も意外? あの国民的アニメ作者も……。
日曜18:00スタートという、まさにゴールデンタイム中に放送されている『ちびまる子ちゃん』。その原作者で昨年8月に亡くなった「さくらももこ」さんも実は、パチンコとの関わりがあります。
2016年にリリースされたパチンコ『CRさくらももこ劇場 ミラくるずきんちゃん』はさくらさん自らが描きおろした昔話キャラクターたちが登場。また、代表作『コジコジ』とタイアップした『CRAさくらももこ劇場コジコジ』が2010年にリリースされるなど、パチンコ化に対して前向きな姿勢だったことが分かります。さくらさんファンからすれば複雑な心境だったかと思いますが……。
「何か物として残った」という意味ではパチンコも大事な遺作ではないでしょうか。こればかりは温かく見守ってほしいところです。
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批判が相次ぐパチンコのタイアップ化。しかし、中には原作愛に溢れた機種があることも事実です。その作品に愛がなければ開発できないパチンコ機に対する評価は高く、思わず原作ファンも納得してしまうことも。
確かにギャンブル性のある娯楽ですが、パチンコ化によって「アニメの続編が制作された」との話もありますので、一概に否定せず広い視野でタイアップ化を認識してほしいですね。