ビートたけし、「ジャニーズはお遊戯」にファン激怒? 吉本興業ともども大転換期に突入か

編集部

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 お笑い芸人のビートたけしが、22日発売の『週刊ポスト』(小学館)の連載コーナー「21世紀毒談」において、今月9日に逝去したジャニーズ事務所社長・ジャニー喜多川氏について言及。その中で出てきたお遊戯というワードが、ジャニーズ・ファンの怒りを買うことになってしまった。

「たけしはジャニー氏の功績を振り返り、出生地・アメリカの『歌や踊りを極めていく』スタイルのエンターテインメントとは真逆に位置する、『ニッポン独自のアイドル文化』を確立したと称賛。『若いアンチャンたちが集まって、どこかお遊戯的な芸』をさせることによって、親近感が抱かれる国民的アイドルへと成長させたのだと指摘したのですが、ジャニーズ・ファンからは、『Jr時代からみっちりダンスのレッスンしてるんですけど!』『アマチュアみたいな言い方しないで!』などと批判の声が寄せられたようです。ただ、基本的に自主練習が促されるという歌唱に関しては、お遊戯レベルのタレントが散見されるのも事実なのではないでしょうか」(芸能関係者)

 そのジャニー氏が亡くなったことでたけしは、「これからはアイドル文化も変わるかもしれないぞ」と警鐘を鳴らしたが、大転換期に突入したのはジャニーズ事務所だけでなく、芸能界全体なのかもしれない。

「歌もダンスも本格的な韓国出身アイドルグループと比較する意味で、たけしは『これまでとは別のやり方を考えなきゃいけない』と指摘したのですが、ジャニーズは他にも問題が山積み。元SMAP3人(草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎)の出演を巡り、各テレビ局へ圧力をかけた疑いで公正取引委員会から注意を受けたことが報じられたばかりですし、スキャンダルが相次ぐなどタレントの素行の悪さも問題視されています。

 また、芸能界でジャニーズと双璧を成す吉本興業も、闇営業問題や社長のパワハラ問題で激震が走り、AKB48グループも山口真帆の襲撃事件を契機に信頼を失うなど、業界全体が大揺れ状態。ここで真摯に自省し、時代に合った体制を再構築できなければ、勢力図は一気に改変されることになるでしょう」(同)

 臭いものには蓋ができた昭和、ネットが爆発的に普及した平成を経て、クリアな活動が追及される令和へ突入。ここで膿を出し切らない事務所は、あっという間に失墜することになることだろう。

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