嵐・松本潤が情報番組「あさイチ(NHK総合)」に生出演。そこで、若かりし頃に味わった、ジャニーズ事務所の大先輩・東山紀之にまつわる『ビビりエピソード』を紹介した。
松本は15日放送の北海道150年記念ドラマ「遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~」の番宣も兼ねて出演。北海道ロケの苦労話や、幕末を生きた探検家・・松浦武四郎を演じるうえでのこだわりを披露した。番組内では、松本のジャニーズJrデビューにもスポットを当てて紹介し、その中でデビュー間もない頃に出演したドラマ「必要のない人(NHK)」での“失敗談”にふれた。
加賀まりこや高橋恵子、和泉元彌といった大御所役者が囲まれる状況下で、松本が長セリフを話すシーンでミスを連発。なんと10テイク以上やり直す事態となった。それを重く見てやってきたのが大先輩・東山紀之である。ちょうど近くのスタジオで大河ドラマ「元禄繚乱」を撮影していた東山は、“ちょんまげ姿”で松本の前に登場。当時15歳だった松本に対して「ちゃんとやれ!遊びじゃねえんだぞ!」と激ギレしたという。ストイックな性格の東山は、後輩に対しても妥協なく接していたことがわかるエピソードだ。
そして最後には先日亡くなったジャニー喜多川氏への想いを話した松本。「エンターテイナーとしてのぼくをつくってくれたのがジャニーさん。演出について提案してもNOと言わずに『YOU、やっちゃいな』と後押ししてくれた。ジャニーさんに怒られた記憶はない」と寂しそうな表情で思い出を振り返った。
ジャニー喜多川氏と東山紀之という、『北風と太陽』を思わせる対照的な2人に指導されてきた松本潤。そのなかでも、右も左も分からない頃からお世話になってきたジャニー喜多川氏への感謝の気持ちが大きいようだ。