“面白いイケメン”は需要が無いわけがない。
10日からテレビ朝日で放送されるドラマ「刑事7人」に主演する「少年隊」の東山紀之が、ドラマの番宣でクイズバラエティなどに出演している。クイズに挑戦した東山は“おバカ回答”を見せ、クールな見た目に反してボケを連発する姿が注目を集めた。今月9日にジャニーズ事務所の代表・ジャニー喜多川が亡くなったばかりだが、事務所トップの交代で東山の活動方針も“路線変更”の可能性があるのだろうか。
東山は自身が主演するドラマの番宣を兼ねて、クイズ番組に相次いで登場。9日放送の「そんなコト考えた事なかったクイズ! トリニクって何の肉!?」では、司会を務める浜田雅功と初対面し、初めて会う浜田を見て「本物だぁ!」と間の抜けた感想でスタジオの笑いを誘った。10日の「ミラクル9」でも、東山チームのリーダーとして出場するも、ボタンを押してから考えはじめる“ポンコツ”ぶりを披露し、ネットから総ツッコミを受けていた。
「腹筋1日1,000回」のノルマを20年以上続けているなど、これまでクール・ストイックなイメージで役者業をメインに活動していた東山。しかしジャニー氏が亡くなったことで、役者からバラエティタレントへの“路線変更”もあり得るのではないだろうか。先月24日にはTBS「1番だけが知っているSP」でマイケル・ジャクソンの魅力を熱く語り、今月1日にもテレビ朝日「帰れマンデー見っけ隊!!」では「海のない栃木県のローカル線無人駅周辺を歩いて寿司屋を探す」という過酷ロケに挑戦していた。
番宣もあるとはいえこれだけバラエティ番組で“キャラ崩壊”な仕事をこなす東山の姿は、どこか東山の妻で女優の木村佳乃を彷彿とさせる。木村は日本テレビの看板番組「世界の果てまでイッテQ!」で、たびたび過酷なロケに挑戦する姿を披露している。今年5月の放送でも女芸人3人とともにアメリカに向かい、「高速鼻うがい」や「牛の尿一気飲み」など、女優とは思えぬ体当たりロケをこなし話題となった。
イケメンと美女の役者夫婦が、芸人顔負けのバラエティ適性の高さを見せているだけに、物珍しさから今後オファーが増えないとも限らない。いつか夫婦揃ってイッテQで共演し、体当たり企画にチャレンジして世間の度肝を抜く日が来るかもしれない・・・。