高橋みなみが卒業コンサート! 「ここにいるメンバーにAKB48の未来を託します」
編集部
この日の夜公演で、ついに高橋の卒業コンサートが行われた。 オープニングでは、これまでの約10年間の活動の中で、メンバーたちに囲まれてうれしそうに微笑む高橋の姿が映像で映し出された。
そして、高橋本人がステージに登場すると、「たかみな!」と声を掛けられ、その方向には“盟友”である卒業生の前田敦子の姿があった。
そのまま2人は『思い出のほとんど』を潤んだ瞳で見つめ合いながら、そして笑い合いながら歌い上げた。 歌唱後、抱き合う2人に向けて、「たかみな、まだしんみりする時間じゃないよ!」と声を掛けたのは、卒業生の大島優子。
そこに、同じく卒業生の板野友美、篠田麻里子の2人も加わり、現役メンバーたちとともに『ヘビーローテーション』、『ポニーテールとシュシュ』などヒットシングル曲をパフォーマンスし、卒業コンサートは幕を開けた。 続けて、高橋はこの10年間に誕生した姉妹グループのメンバーたちと次々と共演。
今年劇場デビューを果たした「NGT48」から始まり、「AKB48」の「チーム8」、「HKT48」、「NMB48」、「SKE48」、「AKB48」と各グループのメンバーたちとパフォーマンス。
その後は、ユニット曲を連続して披露し、卒業生の秋元才加、宮澤佐江とは『愛しさのアクセル』を、篠田、「SKE48」の松井珠理奈とは『Bird』をパフォーマンス。 ユニット曲の最後は、1期生として苦楽をともにして派生ユニット「ノースリーブス」としても活動してきた小嶋陽菜、峯岸みなみとともに『純愛のクレッシェンド』で締めた。 この日のコンサートでは、ひたすら努力することで培ったダンススキルの集大成も存分に発揮。 各グループのダンス選抜メンバーやダンサーたちと『Beginner』、卒業メンバーたちと『RIVER』をパフォーマンスした。 一方で『夕陽を見ているか?』では卒業メンバーや同期たちと和やかに歌唱。
リハーサルとは違う演出をいきなりアドリブで振られるも、笑顔対応してみせ、メンバーたちとの厚い信頼関係を伺わせた。 終盤は、スタジアムに広がるステージを縦横無尽に駆け回りながら、200人を超えるAKB48グループの現役メンバーたちとパフォーマンス。
センターを務めるシングル曲の『唇にBeMy Baby』を終えた段階で26曲連続での披露となっていたが、自身が手掛けた先日のプロデュース公演で新たに55曲を覚えたことを明かし、「まだ、倍はイケる!」と話して他のメンバーたちを驚かせた。