22日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)において、爆笑問題の2人がジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長に初遭遇したエピソードを語った。
爆笑問題はキンプリことKing & Princeの舞台に招待され、終了後に楽屋あいさつへ向かったところジャニー社長と対面したようだ。太田光は「ヨレヨレでね。ジャニーというより源三郎」と見たままのイメージを話すも、田中裕二から「気をつけて、言葉を。優しい好々爺です」とフォローされていた。
太田は続けて「俺らみたいなチンピラ芸人に対して『忙しいところありがとうございます』って挨拶してくれた」と話し、さらに「よせばいいのに『トシちゃんがよろしく言ってました』というと『お世話になっています』と返してくれた。いい人だ」とジャニー社長の人柄を絶賛していた。田中も前日にトシちゃんこと田原俊彦と共演しており、明日ジャニー社長に会うとつげると「俺もしばらく会ってない」と懐かしそうだったと話していた。
さらに太田は「社長、今度番組に出てもらえませんか?」と無謀な交渉もしたようだ。ジャニー社長は「私なんか」と恐縮しきりだったようだ。これには田中も「出ないよ、どう考えても出ない。有名な人のに、これだけ出てこないのがわかってますからね」「俺も一緒に写真撮りたかったけど、もちろんお断りされるだろうけど」と話していた。
さらにキンプリの舞台では、爆笑問題がゲストに来ていると紹介されたようだが、マイクは回ってこなかった。太田はもしマイクが来たら元SMAPのマネジャーの名前を出し「『どうも飯島です』と言うところだったけど、やめておいた」と振り返っていた。太田は、やはりどこでも場をぶち壊しにするボケをかましたいようだ。
意外なことに、爆笑問題は30年近く芸能活動をしてきて、ジャニー喜多川社長に遭遇したのは初めてだという。それだけ謎多き人であるのは確かだろう。
(文=相川ナロウ)