錦織圭、フェデラー撃破後アンダーソンに惨敗に囁かれる「スラムダンク症候群」

編集部

 年間成績上位8人による今季最終戦『ATPファイナル』がロンドンで行われている。11月13日に行われたシングルスの1次リーグB組第2戦で、世界9位の錦織圭が、「テニス人生最悪」の無残なスコアで惨敗を喫した。

「第1戦では『レジェンド』フェデラーとの熱戦を制し、実に4年半ぶりとなる勝利を収めた錦織ですが、この日は世界6位のケビン・アンダーソンに、スタートから11ゲームを連取され、第12ゲームこそ奪ったが、0-6、1-6で完敗。あわや“ダブルベーグル”を食らうところでした。今大会の使用球は相性の悪いとされるメーカーのものだったこともありますが、錦織本人も『今年最悪』というほどのひどいデキでした」(スポーツライター)

 フェデラー戦に勝利したときには、メディアでも「優勝の可能性もある」と散々持ち上げられていただけに、この結果に苦笑いするファンも多い。そんななか、ネット上では「スラムダンク症候群」とのワードが飛び交っているという。

「90年代の国民的バスケ漫画『スラムダンク』では、主人公の所属する湘北高校が全国大会2回戦で、インターハイ3連覇の王者・山王工業を激闘の末、79-78で倒します。しかし、そこで全精力を使い切ってしまい、続く3回戦で愛和学院に“ウソのようにボロ負け”するのです。錦織は現在、決勝戦で9連敗中。14年に全米オープン準優勝した際にも、世界1位のジョコビッチを準決勝で倒していて当時、ランク下位だったチリッチに敗れています。そのため、今回の悪夢に対してネット上では『山王倒した後の湘北かよ』との声が続出しているようです」(前出・スポーツライター)

 錦織がさらなる高みを目指すには、“余力ある勝利”が求められるかもしれない。

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