ついに潮目が変わってきた、のだろうか。
12日に初回放送された『グッド・ドクター』(フジテレビ系)の初回視聴率が11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。
同ドラマは山崎賢人主演、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊(山崎)が小児外科のレジデントとして子どもの命のために戦う物語で、原作は韓国ドラマ。1話の感想では「想像以上に面白かった」「1話から泣いた」とかなり好調の様子だが……。
フジテレビとしては2ケタ発進、というのは最近では珍しい方。しかも、この作品だけではないのが「キモ」だ。
9日放送の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』も10.6%の2ケタ発進。フジテレビ系ドラマで初回2ケタ視聴率が2つあるという状況は、最近では珍しい。
近年は全体的な視聴率の低下に加え、特にドラマは内容も数字も低調が続いていたフジテレビ。「嫌なら見るな」と誰かが語ったが、視聴者はその格言通りの動きをしたようだ。
だが、これで一気に復活の狼煙が上がった? 『コード・ブルー』映画化も含め、夏のフジテレビがアツい!かもしれない。