『コード・ブルー』の新主役⁉ 成田凌に託されたフジテレビV字回復の大役

編集部
ドラマ『コード・ブルー』の公式HPより

 一部では評価されるものの、なかなか数字に結びつかないフジテレビ。4月期のドラマも『モンテ・クリスト伯』、『コンフィデンスマンJP』、『シグナル 長期未解決事件捜査班』が全て不発に終わり、昨年10月期以降、3クール連続でオール1ケタ台の惨状だ。

 そんなフジの中にあって、近年の数少ないヒット作となっているのが平均視聴率14.8%をマークした山下智久主演の『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』だ。この虎の子のコンテンツを逃すまいと、すでに今夏の映画化が決定。さらにはそれを記念したスペシャルドラマ『コード・ブルー 特別編 -もう一つの戦場-』が7月28日に放送されることがわかった。主演はこれまで脇を固めていた成田凌が務めるという。

「今回は3rdシーズンで新人フェロー・灰谷俊平を演じた成田がメイン。過去の記憶がフラッシュバックし、ドクターヘリに乗ることができなくなってしまった彼が新たな一歩を踏み出せることができるのか、という内容です。主演だった山下や主要キャストの新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介の主要キャストはわずかな出演に留まるようです」(テレビ誌ライター)

 さらに、7月23日~27日にはスピンオフドラマ『コード・ブルー -もう一つの日常-』も放送される。こちらは成田のほか、Hey! Say! JUMP・有岡大貴、新木優子、馬場ふみかにスポットを当てているという。

 このフジの試みの裏側をテレビ関係者はこう紐解く。

「フジとしては、『コード・ブルー』をテレビ朝日のドル箱ドラマ『ドクターⅩ ~外科医・大門未知子~』のように定期的に放送していきたい目論見がある。しかし、今後も山下や新垣、戸田など主演級のキャストのスケジュールを同時に抑え続けるというのは不可能。そこで、主演を山下から成田に交代させ、脇も有岡ら若手に入れ替えるプランを持っているようです。今回のスペシャルやスピンオフは映画を盛り上げるのはもちろん、将来の試金石にするために用意されたのでしょう」(同)

 成田がフジの救世主となれるのか? 活躍に期待したい。

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