「放課後プリンセス」がニューシングルの発売記念ライブ

編集部
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  放課後16時を境にカチューシャはティアラ、制服はドレスに変わり、プリンセスに変身する時計仕掛けの学園アイドル「放課後プリンセス」が12日、東京・渋谷のTSUTAYA O-EASTでワンマンライブ「放課後プリンセスライブ2017 “Princess Serenade 〜My Song For You〜”」を開催した。

  「放課後プリンセス」は童話や説話、そして史実上のさまざまなプリンセスストーリーを作品で表現しながら活動しているグループ。
  これまでシンデレラ、白雪姫、フランス王妃のマリー・アントワネット、人魚姫、映画「ローマの休日」アン王女、楊貴妃…と変身してきたが、最新シングル『さよならデュアリーナ』(今月19日発売)では、バレエ演目『白鳥の湖』に登場する“オデット姫”がテーマとなっている。

  シングルの発売記念ライブであるこの日のステージは、白いジョーゼット幕のドレープが揺らぎ、幾本ものギリシャ柱がそびえ立つ。
  “Princess Serenade”というライブタイトルを彷彿とさせる、真夏の夜の宮殿をイメージしたものとなっていた。

  満員の会場に古時計の秒針の音、そしてきらびやかな鐘の音が鳴り響くと、7人の“プリンセス”が住む城の執事によるナレーションがスタート。
  「奈々姫、舞花姫、みらん姫に沙織姫、ひまり姫、ささら姫、まゆみ姫は、今夜を心待ちにしておられました!」とライブのイントロダクションが切り出されると、一夜限りの夢の時間が幕を開けた。

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  1曲目は、ライブ当日に誕生日を迎えた舞花が初めてメインボーカルを務めたシングル『青春マーメイド』。
  切ない恋の伝説を残す“人魚姫”が自分の運命に立ち向かい、奇跡を起こす様子を紡いだ楽曲だ。
  歌い上げる舞花の声を合図に、人魚の尾ひれをイメージしたエメラルドグリーンのシフォンスカートをメンバーが一斉に宙に投げ出すと、悲恋の人魚姫が一変。
  尾ひれは足に変わり、“人魚”の姿から愛を掴んだ“人間”の姿に変身した。

  2曲目、3曲目もヒットシングルで畳み掛けると、この日のライブのために特別に用意された、1stシングル『消えて、白雪姫』と2ndシングル『純白アントワネット』のメドレー、そして強い意思と覚悟を歌う中国のプリンセス“楊貴妃”をテーマにした『ライチレッドの運命』を披露。

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  リーダーの小田桐奈々は「熱いですね〜! 今日は、来週発売するシングル『さよならデュアリーナ』と舞花のお誕生日を、ファンのみなさんと一緒に盛り上げたいと思います!」と意気込んだ。

  MCが明けると、メンバーカラーである紫色の花をふんだんにあしらったミニドレス姿の舞花がソロで登場。
  ギター・キーボードとともに、バンド編成で届ける幻想的なアコースティックタイムが始まった。

  舞花が幼い頃から「夢を持って、それをかなえたいと思いながらいつも聴いていた」という『星に願いを』、『A Whole New World』をパフォーマンス。
  続くカバー曲では、夏の名曲『夏の終わりのハーモニー』をセレクトし、舞花は「今夜が夏の一番の思い出になりますように」と語ると切なく甘い歌声で観客を魅了した。

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