トリンドル玲奈、『ひるおび』コメンテーターで「才女ぶり発揮」か

鈴木紬

 ホンジャマカ・恵俊彰と弁護士の八代英輝が総合司会を務める情報番組『ひるおび!』(TBS系)に29日、タレントのトリンドル玲奈が初出演。月曜コメンテーター(午前の部)としてレギュラー入りすることが発表された。

 番組序盤、大相撲春場所で3度目の優勝を果たした関脇照ノ富士について意見を求められると、「今回、同い年だって知って、同じ29歳で、すごいなあと思いましたし、ご結婚もされたって聞いて、奥様にすごい支えられたっていうのも聞いて、ほんとに素晴らしいなあと感動しております」と緊張気味にコメント。新型コロナウイルスのワクチン接種後の副反応に関する話題では、「オーストリアの祖父母がもう2回打ったっていう話を聞いたので、どうだったか聞いてみたいなと思います」とオーストリア人の父を持つトリンドルならではの発言もあった。

 放送後、トリンドルはInstagramで「恵さんはじめ皆さんにとても温かく迎え入れていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。知識が増えるだけでなく、朝からとても優しい気持ちになりました」と心情を綴り、「来週からも精一杯頑張ります! 温かい目で見守っていただけたら、嬉しいです」と謙虚なメッセージを投稿している。

 かつてバラエティタレントとしてテレビに引っ張りだこだったトリンドルだが、2015年頃からバラエティへの露出が激減。一方、女優活動が盛んになり、15年10月期の連続ドラマ『いつかティファニーで朝食を』(日本テレビ系)や19年1月期の『パーフェクトクライム』(テレビ朝日系)では主演を務めた。

 2019年4月から女性ファッション誌「with」(講談社)で専属モデルを務め、今年1月には妹のトリンドル瑠奈と共にYouTubeチャンネルを開設するなど意欲的に活動しているトリンドルだが、バラエティ番組で見かけなくなったせいか、ネット上で「消えた」「『テラスハウス』以外で見なくなった」という声も少なくない。

 バラエティ番組への露出が減った原因として、トリンドルのプライドの高さによる“いじらせなさ”を指摘する声もある。これについては、“帰国子女嫌い”を公言している有吉弘行が、過去に『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)でトリンドルの「私の知らないことは、自分には必要のないこと」というような物言いを名指しで批判し、マツコ・デラックスも「彼女の自分に対する揺るぎない自信」がどこからくるのかと不思議がっていた。

 3カ国語を操るトリリンガルであり、慶應義塾大学環境情報学部を卒業した才女でもあるトリンドル。『ひるおび!』は、そんな才女ぶりを発揮できる格好の場であるだけに、今後コメントが注目されそうだ。
(文=鈴木紬)

<ライタープロフィール>
 芸能誌の編集者を経て、エンタメ系ライターとして活動。関心のあるジャンルは、女性アイドルグループ、K-POP、ドラマ、お笑い、ユーチューバーなど。芸能人のSNSのパトロールが日課。

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