Snow Man、滝沢秀明氏の“変化”を察知? 「ジャニーズに入ってなかったら…」告白に注目集まる

大西かずや

 Snow Manのメンバーが3月24日発売の情報誌「月刊ザテレビジョン」(KADOKAWA)に登場。4月から公演予定の主演舞台『滝沢歌舞伎ZERO 2021』について語る中で、演出を務めるジャニーズ事務所の副社長・滝沢秀明氏の“変化”に触れ、ファンの注目を集めている。

 事務所の創始者である故・ジャニー喜多川氏による作・構成・総合演出、滝沢氏の主演で2006年に初演が催された同舞台。以降、コロナ禍により映画版が公開された昨年を除き、毎年公演が行われている。

 滝沢氏は10年から演出も手掛けるようになったが、Snow Manの前身グループ・Mis Snow Manのメンバーだった阿部亮平、岩本照、佐久間大介、深澤辰哉、宮舘涼太、渡辺翔太の6名は同年から参加。後にグループ加入した向井康二、目黒蓮、ラウールの3名は、滝沢氏が引退した翌年、Snow Manとして19年から出演している。

 滝沢氏が主演した最後の舞台のドキュメンタリー映像では、演出の要求が高いため出演者が泣く姿が捉えられるなど、常にハイパフォーマンスが求められてきた同舞台だが、向井は滝沢氏について「完全に演出だけをする側になって、改めて気付くことがあったんやと思う」と語り、なにやら変化を察知したようだ。

 これにラウールが「そうかもね」と同意し、向井が「だからこその、さらなる進化がまた始まった気がするね」と自信を覗かせているため、ファンの期待を煽ることになった。

 今回の舞台に関しては、映画版が好評だったがゆえに「さらなるパワーアップを求められている気がする」と宮舘が語るなど、これまでとは異なるプレッシャーもある様子。ただ、ハードルが上がることにより、ラウールは「ここが、俺が最も成長できる場所」との自覚があるらしく、新橋演舞場などの舞台で1か月近く公演できることについて「普通だったらあり得ないような恵まれた環境で。ジャニーズに入ってなかったら、叶わなかったと思う」とも語っている。

 そのような環境が揃っているのも、滝沢氏が歴史を紡いできたからこそ。その伝統を守りつつも新たな表現方法に挑み、観客を楽しませる演目を期待したいところだ。
(文=大西かずや)

<ライタープロフィール>
 大学卒業後、広告業を経てライターに。映画、ドラマ、音楽、その他諸々についてWebメディアを中心に執筆を手掛けている。

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