滝沢カレン、失意の底から一転の前向き笑顔! 批判が起きていた「怒りでゴミ箱を蹴飛ばした」は否定

斉木順

 モデルでタレントの滝沢カレンが、レギュラー番組『伯山カレンの反省だ!!』(テレビ朝日系)の終了決定に落胆した様子から一転、笑顔の写真と前向きな言葉を発信した。一部で批判も起きていた「怒りでゴミ箱を蹴飛ばした」というエピソードは否定しつつ、励ましてくれたファンに感謝の気持ちを綴っている。

 13日深夜に放送された同番組では、MCの講談師・神田伯山がゲストの笑福亭鶴瓶に「実は師匠、この番組は次回で最終回で…」と衝撃の告白。続けて、伯山は「カレンさんが『番組が終わります』って(スタッフから)聞いたら、ゴミ箱を蹴っ飛ばしたらしいです。怒っちゃって」と語り、とっさに滝沢は「本当です」と笑顔で肯定していた。

 さらに、滝沢は14日付の自身のInstagramで「ありえないです。悔しいです。納得いかないです」「毎日とにかく、悔しいです」などと番組終了について思いを吐露し、壁に頭をつけてうなだれている写真を公開。あっけらかんとした普段のイメージとかけ離れた様子が「ゴミ箱を蹴った」というエピソードの信憑性を高め、一部で「男だったらパワハラ案件」「意外と気性が激しそうでイメージ変わった」などと批判も起きていた。

 滝沢は16日にあらためてInstagramを更新し、取り乱した投稿をしたことに「みなさん、先日は卵みたいにマルマル素心見せてしまい、ご心配をおかけしました」と言及。続けて「ガクっと落ち込んだ時は冷静ぶらずに全部言ってみるもんは大切でした」「なぜなら、みなさまのお言葉でどんどんハルクのように力が湧いてきたんです」と綴り、正直に気持ちを綴ったことでファンから励ましの言葉が殺到し、それに救われたと明かした。

 その一方、滝沢は怒りでゴミ箱を蹴ったという話について「当たり前に現実話ではありませんからね」「伯山さんの得意分野、いつもの冗談です。皆さま、ご安心を」と否定。伯山流のシャレだったようだが、エピソードが各メディアで報じられて一人歩きしてしまったことで滝沢が否定せざるを得なくなったようだ。

 しかし、滝沢は「でもそれくらいの気持ちだったのを、伯山さんが見抜いてくれたのも嬉しかったんです」と伯山に感謝している様子。ゴミ箱を蹴り飛ばしたいくらいショックを受けたのは事実だったようだが、滝沢は「もう、元気は出てきました!皆さまのブラジルまで行けそうな背中押しが効きました!」と独特の表現で前向きになれたことを明かし、ファンに「皆さまずっと健康でいてください。愛してます」と呼びかけている。

 投稿には前向きさを象徴するかのような笑顔の写真が添えられており、ネット上では「安心した!」「前向きなカレンちゃんはやっぱり素敵」「こちらこそ元気が出ました」「とても番組を愛していて視聴者としてもうれしい」などと好意的なコメントが続出している。

 かなり独特な言い回しながら、思いが素直に表現された今回の文章は胸を打つものがあり、一部で批判が起きていた「ゴミ箱」騒動もこれにて一件落着。前向きさを取り戻した滝沢は、今まで以上にパワーアップして大暴れしてくれそうだ。
(文=斉木順)

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 雑誌や書籍、ネットメディアで芸能記事を執筆中。アイドルから俳優、歌手、大御所まで幅広くカバーする柔軟さと情報網が強み。

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