元乃木坂46のメンバーで女優の西野七瀬が出演しているau「意識高すぎ!高杉くん」シリーズの新CM「貯杉先生、登場」篇が1月18日から放送中だが、アイドル時代を彷彿とさせる演技にファンの視線が集まっている。
“意識が高い”高校生の高杉くん(神木隆之介)や、そのクラスメイトの松本さん(松本穂香)らの交流を描いた同シリーズ。物理の新任教師・貯杉数子役で登場した西野は、学校帰りの高杉くんと商店街で出くわし、あざとかわいい仕草で魅了するシーンを演じた。
公式サイトによれば、貯杉先生は「意外とがめつく、計算高く、あざとい」キャラクターとのことだが、「ポイントがめちゃめちゃ貯まる」というセリフの“めちゃめちゃ”の部分を、ゆっくり人差し指を左右に振りながら喋る姿で“あざとさ”を発揮。高杉くんのハートをいとも簡単に射抜き、デレデレ状態にしてみせたのだ。
乃木坂46時代の握手会では毎回、長蛇の列ができるほどの人気を誇っていた西野。アイドル用語でいうところの“釣る”仕草はその頃に培ったものであり、このような演技はお手のものなのだろう。
その西野よりも実年齢が1歳上の神木は生徒役を演じることについて、松本と3人で行ったインタビュー動画内で「複雑な気持ちではある」と語りつつも、実際に西野のような先生がいたら「授業、好きになるでしょうね」と絶賛。
一方、CMの終盤に“松本さん”が貯杉先生に対して嫉妬して対抗心を燃やすような場面があったが、これについてインタビューで松本は「多分こういう先生がいたら、実際、松本さんみたいな気持ちになる女子生徒が出てくる」と、“女子生徒目線”での貯杉評を語っていた。
公式サイトでも「学校では貯杉ブームが巻き起こってるらしい」と紹介されているため、今後は貯杉先生を中心にCMが展開され、松本さんら女子生徒たちと敵対関係になっていくかもしれない。
そんな“あざとさ満点”の新米教師役で早くも反響を呼ぶ西野は、1月19日からオンエア開始された不動産・住宅情報サイト『SUUMO』の「スーモハウス」CMシリーズ第3弾にも出演と、新年早々から話題が豊富。今年も女優業で活躍し、ファンを楽しませる一年となりそうだ。
(文=永尾兼)
<ライタープロフィール>
AKB48にハマったのをキッカケに、女性アイドルの追っかけ兼ライターとして活動中。現在は坂道グループ(乃木坂46、櫻坂46、日向坂46)の記事を中心に執筆。元乃木坂46の橋本奈々未を永遠推し。