宮迫博之「串カツ田中」ネーミングライツ購入に賛否… 実現までの課題は多し!?

編集部

 お笑い芸人の宮迫博之が、串カツチェーン「串カツ田中」のネーミングライツを2000万円で購入し、同チェーンの約270店舗を1カ月間「串カツ宮迫」にすることが、5月8日に発表された。

 宮迫自身のYouTubeチャンネルに、串カツ田中ホールディングスの貫啓二社長を招き、対談企画を行っていた中で決まったこの話。コロナ禍で売上が激減する同チェーンの支援が目的だというが、「串カツ田中」は多くの愛好者がいるチェーン。同店名に思い入れがある人も多いようで、宮迫の“男気”は評価しつつも、長年かけて築いたブランドを短期間でも手放すという「串カツ田中」の選択に、「なぜ、不祥事を起こした人の名前に?」「串カツ宮迫になったら行かない」など否定的な意見もあるようだ。

 また、飲食業を手掛けるある経営者はこんな疑問を呈する。

「宮迫さんの名を冠することへの評価についての賛否は分かれていますが、多くのニュースで取り上げられるでしょうから、宣伝効果は高い施策。ただ、2000万円という費用で本当に屋号の変更が可能なのか。通常、看板や軒先のテントの掛け替えだけでも、270店舗すべてにやろうと思ったら2000万円では足りない。『田中』の上に『宮迫』という文字を貼るだけなどの簡易な対応にせざるをえないのではないか。

また、同チェーンは半数以上がフランチャイズのようですから、それらのオーナーが今回の施策をよしとするのか。串カツ田中は上場企業ですから、株主や市場の反応も気になるとことです。実現までの課題は多いと思いますよ」

 2000万円といえば一見大きな金額だが、大規模チェーンのネーミングライツに伴う様々なコストや負担を考えると、全店舗の支援というにはインパクトは弱いようだ。つまりは、「串カツ宮迫」の看板にすることによって、多くのお客さんが足を運んでくれることが最大の支援になるということだが、果たして?

宮迫博之「串カツ田中」ネーミングライツ購入に賛否… 実現までの課題は多し!?のページです。エンタMEGAは、エンタメの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!