ラジオで女性を軽視するような発言をしたとして炎上しているナインティナイン・岡村隆史。これに対し、チャンネル登録者数107万人を有する人気YouTuber・シバターが擁護した。
事の発端は、4月23日深夜放送の『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』（ニッポン放送）での発言。岡村は「コロナが収束したら、もう絶対面白いことあるんです」「収束したら、なかなかのかわいい人が短期間ですけれども、お嬢（成人男性向け店舗の従業員女性 ※以下、嬢）やります」と新型コロナウイルス感染拡大の影響で、店に美女が増えると予想。
さらに、「『え？ こんな子入ってた？』っていう子たちが絶対入ってきますから。だから、今、我慢しましょう」とリスナーに呼び掛けた。
この発言に対し、NPOほっとプラス理事で聖学院大学客員准教授の藤田孝典氏は26日、Yahoo！ニュースなどのネット記事（外部リンク
https://news.yahoo.co.jp/byline/fujitatakanori/20200426-00175351/ ）において「女性の貧困化を待ち望み性的搾取を待ちわびる下劣さ」「異常な発言で撤回すべき」などと岡村を痛烈批判。これが反響を呼び、岡村はいわゆる炎上状態となっている。
そんななか、シバターは26日のYouTube動画で、岡村を批判する意見に対し「短期間でお金に困ってる女性が働きに行くようになると。それを楽しみにしている男性が許せないって言ってる人たちは（中略）そもそも（嬢を）下に見てない？」「男性と肌を重ねてお金をもらうって職業を、なんか卑しい職業とか、低い職業とか、そういう感じでそもそも見ているから、岡村のそういう発言に怒るんだよね」「（嬢を）卑下して見てなければ、けしからんって思わないじゃん」と反論。
また、嬢について「どの時代でも必要な職業」「その仕事に対して誇りを持って、プライドを持って仕事をしてる嬢もいるから、逆に今回の件で腹立てて顔真っ赤にしてる人たちは（中略）馬鹿にしてる」と述べた。
「『いろんな考えがあっていい』とイチ意見として考えを述べたシバターですが、この動画のコメント欄には3,200件を超えるコメントが殺到。シバターの公式チャンネルということもあって共感する声が多いが、なかには『女性軽視と言われているのは生活苦のため普段はしたくない仕事を一時的にしなければならない女性に対して楽しみにしていると発言したため。その職業に就いている女性を下に見ているからではない』とニュアンスの違いに反論も。
なんにせよ、限られたリスナーしか聞いていない深夜ラジオとはいえ、芸能人がコロナ関連の発言をする際は、細心の注意を払う必要がありそうです」（同）
これまでもラジオでの発言が、幾度となく炎上を招いてきた岡村。今後の仕事に支障を及ぼす可能性もありそうだ。
