「涙活映画」家族の愛は海より深い… 心がじんわり温まる3選

編集部

「涙活映画」家族の愛は海より深い… 心がじんわり温まる3選の画像1

 世界で猛威を振るう新型コロナウイルス。感染拡大を受けて、自分より家族のことが心配になった人も多いかもしれない。家族と一緒に暮らしている人は自分が感染源にならないように細心の注意を払い、離れて暮らす人も「大変なことになったね。そっちは大丈夫?」なんて体調を気遣う連絡をしていることだろう。

「もし自分の家族が感染したら」そう考えると、途端に他人事とは思えなくなるのは、それだけ家族のことが大切だからだ。先日、全国各地に「緊急事態宣言」が発令され、不要不急の外出の自粛が呼びかけられた。学校は休校、仕事も在宅勤務となり、時間に余裕ができた人もいるだろう。この機会に、映画を通して“家族の愛”について考えてみてはいかがだろうか。

 今回ご紹介するのは、“家族愛”をテーマに描かれた映画。近年の日本では、第71回カンヌ国際映画祭において最高賞であるパルム・ドールを受賞した『万引き家族』や、第76回ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた『未来のミライ』など、家族を題材とした映画が度々ヒットしている。境遇は違えども、見覚えのある愛の形と、自分が家族からもらった愛情が重なり、思わず共感してしまうこともヒットの理由なのかもしれない。心がじんわりと温かくなる、編集部おすすめの3本を紹介していきたい。

(1)『湯を沸かすほどの熱い愛』
【作品情報】末期ガンによる余命宣告を受けた母親が、逃げた夫を家に戻し、夫の連れ子を家族に迎え入れ、いじめに悩む娘に勇気を教え、残された時間で家族を再生していく物語。そのプロセスの中で、母が隠してきた家族の秘密が取り去られ、さらに固い絆で結ばれてゆく。母親の持つ愛情の深さと偉大さを、一挙に感じられる映画である。
【出演】宮沢りえ、杉咲花、オダギリジョー他
【見どころ】自分が死んだ後も、娘が強くたくましく生きられるよう、母はいくつかの課題を与える。決して容易でない課題と向き合い成長していく娘、それを見守る母親の姿は、涙なしには見られない。終盤で明らかになる家族の秘密や、驚きのラストを楽しむためにも、是非予備知識無しで見ていただきたい。

(2)『ぼくたちの家族』
【作品情報】家族がバラバラになっていくことに気付かないふりをしてきた4人家族が、母親の突然の病気発覚を機に、必死に絆を取り戻そうとする姿を描いた物語。原作小説著者の早見和真が、自らの母親が2008年に余命宣告を受けたという実体験を元に描いた作品である。
【出演】妻夫木聡、原田美枝子、池松壮亮他
【見どころ】多額の借金を抱えているくせに、強がりばかりでまったく頼りにならない父。引きこもりの過去をもつ、生真面目な長男。のんきでちゃらんぽらん、親のすねをかじってばかりな次男。兄弟と父親、3人の男たちの人間臭さと不器用な愛にグッとくる。

(3)『海よりもまだ深く』
【作品情報】大人になりきれない男と年老いた母を中心に、理想と現実の差が埋まらない家族の姿を描いた物語。過去の栄光に縋るだらしない父親のせいで離れ離れになってしまった家族が、台風の夜に一夜限りの“家族”を取り戻す。『万引き家族』『そして父になる』など多くの家族映画を生み出してきた是枝裕和監督による作品である。
【出演】阿部寛、真木よう子、樹木希林他
【見どころ】ダメな息子の尻を軽く叩きながらも温かい愛で包み込む母親を、樹木が演じる。「幸せってのはねぇ、何かを諦めないと手にできないもんなのよ」という樹木の台詞が胸に刺さる。

 以上、家族愛を描いた映画3本を紹介させていただいた。無償の愛に思わず涙が溢れてしまうこの作品たちは、心をリフレッシュする“涙活”にもピッタリである。この機会に家族の愛について考え、改めて感謝の気持ちを伝えてみてはいかがだろうか。

「涙活映画」家族の愛は海より深い… 心がじんわり温まる3選のページです。エンタMEGAは、エンタメ映画カルチャーの最新ニュースをいち早くお届けします。芸能ニュースの真相に迫るならエンタMEGAへ!