13日、都内の東京国際フォーラム ホールAにて、スペースシャワーTVが主催するアワード「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS 2020」の授賞式イベントが行われた。優れたライブ演出を手掛けているとしてサカナクションが表彰されるも、受賞ショットはボーカル・山口一郎だけ。山口が目立ちたがりなだけのか、それとも他の4人が出たくないのだろうか。
同授賞式は、スペースシャワーが独自の視点で現代の音楽シーンを総括し、さまざまな音楽コンテンツで功績をあげたアーティストやクリエイターに感謝と敬意を込めて表彰するイベント。今回はTHE YELLOW MONKEYや、あいみょんなどの名だたるアーティストが賞を受賞し、優れたライブ演出のアーティストに贈られる「BEST LIVE PRODUCTION」はサカナクションが受賞となった。さらに、サカナクションは「忘れられない」のミュージックビデオで「BEST COMCEPTUAL VIDEO」も受賞するというダブル受賞の快挙を成し遂げた。
そんな目覚ましい業績を誇ったサカナクションだが、授賞式のショットで写っているのはなんと山口だけ。トロフィーを握った両手を広げ、中腰で構えるかのような独特なポーズをとる山口の写真は、相当記憶に残りそうだ。
ネットでは、山口の写真のトロフィーが、映画『スターウォーズ』シリーズのライトセーバーに替えられたコラ画像が出回った。山口が目立ちたかったならばまずまずの成功なのかもしれない。しかし、他の4人のメンバーの姿が見えないことに疑問を抱くファンもいただろう。
いつの時代も、バンドではボーカルやボーカル兼ギターが目立つ。いくら有名なバンドでも、メンバー全員の名前を知っているかと問われれば首を傾げる人は多くいるだろう。ボーカル兼ギタリストの山口は単体で番組に出ることも多々あり、サカナクションも例外ではないかもしれない。今回の写真は、山口が目立ちたかったのか、あるいは他のメンバーが山口を目立たせるために気を利かせたのか…。
真偽は定かではないが、もし山口以外の他の4人が気を利かせているのなら、授賞式ぐらい堂々としてもいいのではないだろうか。
