坂本龍一・山口小夜子らと共に、東京の歩んだ60年間の景色がCGや3Dスキャンで完全再現。森ビル新CM、12月21日より全国で放映開始。

編集部

坂本龍一・山口小夜子らと共に、東京の歩んだ60年間の景色がCGや3Dスキャンで鮮やかに完全再現。森ビルの新CMとして12月21日より全国で放映開始。の画像8メイキング:アークヒルズ カラヤン広場

 森ビルが歩んだ 60 年を、多くの方に共感をもって振り返ってもらえるコンテンツになるように、東京の街について徹底的なリサーチを行いました。

 表現をつくるに当たって、森ビルのプロジェクトだけではなく、その周辺で生み出されたカルチャーを再現することが最大の課題でした。専門家の監修のもと、各シーンの時代検証を行い、その内容に合った衣装、小物などを揃えることにこだわりました。細かすぎて一見気づかないようなディテールにまでこだわってつくり込んでいるので、ぜひ何度も見返して楽しんでいただければと思っています。

 見どころは、1 カット映像のようなシームレスなトランジションと、浮遊感のある縦横無尽なカメラワーク。そして、グリッチノイズを多用した先進的な演出は、一般的な広告表現とは一線を画す仕上がりになっています。

坂本龍一・山口小夜子らと共に、東京の歩んだ60年間の景色がCGや3Dスキャンで鮮やかに完全再現。森ビルの新CMとして12月21日より全国で放映開始。の画像9メイキング:人物の 3D キャプチャ

 総撮影日数 10 日間。CG 制作期間は約 5 ヶ月。総出演キャスト数 318 人。
 企画から公開までには、約 1 年という期間をかけました。スタジオセットに大規模な CG 処理を組み合わせるだけではなく、モーションコントロールカメラによる撮影、最大 95 人を配置してのロケや空撮など、広告史上、まれに見る規模だったのではないかと思います。

 建物は、当時の写真や図面から再現。人物は、当時の姿を蘇らせるために映像、写真を集め、当時のメイクを知るスタッフをアサインしたり、マネキンを 3D スキャンするなど、あらゆる手法を組み合わせつくりあげました。表参道ヒルズのシーンでは、再開発前の同潤会アパートの写真をそのまま使用しています。

 特に、冒頭の西新橋 2 森ビル屋上から見渡す 1956 年当時の東京の街並みは圧巻です。

 

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