小池都知事「婚活応援隊長」都をあげて婚活を応援！仕事と子育ての両立を目指す「第5回 結婚・婚活メディアカンファレンス」
編集部
「かねてより結婚・婚活応援プロジェクトを個人的に応援していましたが、この度、東京都知事として応援することになりました」と話す小池都知事。昨年彼女が声で出演して話題を呼んだ「オリンピック・パラリンピック、誰と観に行きますか？」といったキャンペーン動画の制作も、この活動の一環とのこと。また、日本の人口が間もなく減少傾向を迎えることを話題に挙げ、「これまで働いてきた女性が、結婚か仕事かと二者択一するのではなく、結婚して出産するにしても仕事と両立できる社会を作っていく」「女性がこのような悩みを抱えているうちは婚姻件数上がらない」と力説。今年で5年目を迎えるこのプロジェクトを、日本全体で取り組んでいきたいと話した。
続いて、このプロジェクトで理事長を務める佐藤茂氏が登壇。認知と理解が広がりつつある“婚活サービス”をより多くの人に使ってもらえるよう、出会いの場を創出し、機運を醸成するよう取り組むことを伝えた。そして、結婚式で「婚活サービスで出会って…」という紹介が恥ずかしくなくなるように、婚活サービスが新しい“あたりまえ”になる世界を目指して引き続き課題解決に努める姿勢を見せた。
最後に、婚活サービスを利用して結婚したカップル2組によるパネルディスカッションが行われた。結婚相談所の「O-net」を通じて出会った高橋さん夫妻に婚活サービスのメリットを聞くと、男性側が「相手と実際に会うことになった時、アドバイザーの方が丁寧におすすめのお店を教えてくれた」と手厚いサポートへの満足を語った。また、マッチングアプリの「Pairs」を通じて出会った井上さん夫妻は、お互いの好きなものが共通していたことから、結婚を機に会社を辞めて2人で新事業を始めたという。「結婚相手としてだけでなく、人生のパートナーと出会えたことが嬉しい」と幸せそうな笑顔を見せた。
東京都では昨年11月より結婚支援のポータルサイト「TOKYOふたりSTORY」を開設し出会いの機会創出や婚活に関する情報提供に取り組んでいる。このプロジェクト関係者の努力が実を結び、東京をはじめ全国各地で数多くの幸せが生まれることを小池都知事も願っていることが伝わってくるイベントとなった。