『クレイジージャーニー』打ち切り……あの「ドッキリ番組」にも批判殺到中で危機

編集部

 TBSは21日に、やらせ問題が発覚し放送を休止していた『消えた天才』『クレイジージャーニー』の2番組の放送終了を発表した。実質的な打ち切り発表といえる。

『消えた天才』では映像の早回し加工があったほか、『クレイジージャーニー』では、番組コーディネーターが事前に用意したは虫類を、その場で発見したかのように演出していた。即座の打ち切り発表とならなかったのは同様の案件がなかったか精査を重ねていたためで、番組終了は既定路線であったといえる。

『消えた天才』はともかく『クレイジージャーニー』はダウンタウンの松本人志が登場し、DVDの売上も好調な人気コンテンツであったため、打ち切りの打撃は大きそうだ。さらにネット上では、ついでに打ち切るべき番組の名前があがっている。

「『ニンゲン観察バラエティ:モニタリング』ですね。日常生活においてさまざまなドッキリを仕掛け、その様子を楽しむバラエティ番組ですが『仕込みなのがバレバレ』『これはやらせを楽しむ番組なのでは』といった否定的な声が並んでいます。芸能人ばかりではなく一般人がターゲットとなることも多いのですが、ここまでスムーズなリアクションが出るのかといった疑問は生じますね」(芸能関係者)

 この番組はベッキーもレギュラー出演しており、地味な一般人に扮する「木倍さん」の企画も話題となった。だが不倫報道以降、ベッキーの出演はなく、正式な降板発表もなされない状態が続いている。

『モニタリング』はテレビ不況の現在にあっても視聴率2桁を記録する人気番組である。4月にはオードリーの春日俊彰が生放送による公開プロポーズをしたことでも話題となった。

 だが、やらせ問題で同じ放送局の2つの番組が打ち切りとなった今、『モニタリング』への風当たりも強まりそうだ。(文=相川ナロウ)

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