井上真央はなぜ独立できたのか?

編集部
井上真央

  かねてから独立が噂されていた女優・井上真央が、10月1日に所属していた芸能事務所「セブンス・アヴェニュー」から独立したと一部女性誌が報じた。

  同誌によると、独立の背景には井上の母親が娘の待遇に不満を抱いていたことが一因にあるという。
  別の芸能事務所のマネージャーはこう明かす。

「井上さんのギャラは年俸2000万円プラスCM出演料の半分と噂されています。けっして安いとは思わないけど、あのクラスの女優にしては高いとも言えない。ただ、事務所にとっては松嶋菜々子さんと並ぶ2枚看板とあって、井上さんが親御さんに家を買ってあげる際には、所属事務所の社長がお金を貸すなど、それなりに優遇はされていたと思いますよ」

  実際、民放テレビ局のスタッフからはこんなエピソードも。 「以前に井上さんが出演していたドラマに関わったことがあって。狭い路地での撮影シーンがあったんですけど、カメラが回っていない時、井上さんの横を自転車に乗った通行人が一瞬通っただけで、マネージャーらしき女性が抱きかかえるようにガードしていて。正直、『ずいぶんと大げさな』だなと思うと同時に、大切にされているんだなぁと」

  当時は独立なんて想像もつかなかったと言うが、そもそも芸能界において所属タレントの独立に対する風当たりは強いという。

「そもそも芸能界自体が特殊な世界だし、広いようで意外と狭い。この世界はビジネス的な側面以外にも、義理や人情、人間関係で成立している部分もあり、タレントの独立や移籍は他人事ではないという感覚が業界全体にあり、否定的な風潮はあります。悪質なケースでは業界全体で干したり、それまで表沙汰になっていなかったスキャンダルが、独立のタイミングで明るみになったりなんかもしますよね」(前出の芸能プロマネージャー)

  芸能界の独立騒動といえば、最近では年内解散が発表された「SMAP」が大きな話題を集めたが、「木村拓哉さん以外の4人のメンバーが『SMAP』解散後もジャニーズ事務所に残留することを決めた裏には、こうした要因もあると言われています。ジャニーズ事務所はテレビやCM業界、マスメディアにも大きな影響力を持っているし、ジャニーズの庇護のもと、これまで明るみにならなかった各メンバーのスキャンダルもあるでしょうしね」(同芸能プロマネージャー)

  そうした中、なぜ井上は独立を果たすことができたのか?

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