井上真央はなぜ独立できたのか?

編集部
  芸能評論家の三杉武氏はこう分析する。

「一つ言えるのは、井上さんが“生え抜き”ではないという点でしょう。彼女は元々、別の芸能事務所に所属し、子役としてそれなりの実績がありました。その後、大学進学に向けて学業に専念するため、芸能活動を一時休止し、前所属事務所に在籍することになった。売れる前から世話になっているのと、いないのとでは両者のパワーバランスが変わってきますからね。最近、“移籍組”で活躍している女優でいえば、杏さんも他の芸能事務所やモデルプロダクションなどを経て、今の所属事務所に在籍しています。現夫の東出昌大さんとの交際がスタートした当初は、ちょうど女優として波に乗ってきた時期と重なっていただけに、一部周囲からは早期の結婚に反対する声も出ていたようですが、杏さんが移籍も辞さない態度で東出さんとの結婚を望んだことから、周囲も理解を示し、ゴールインを果たしたと言われています」

  とはいえ、独立後も井上がこれまでと変わらぬ活躍を見せられるかと言うと、微妙な側面もあるようだ。

「ある程度、子役としての実績があったからと言って、ドラマや映画がヒットして出世作となった『花より男子』シリーズや大河ドラマ『花燃ゆ』の主演を務めるなど、井上さんが今の女優としての地位を築けたのは前所属事務所のバックアップがあってこそ。独立して今までと変わらぬ活躍ができるかというと、厳しい部分もあるでしょう」(三杉氏)

  30歳を目前に大きな決断をした井上だが、独立は吉と出るか、凶と出るか?

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