新奇恐怖症
画像は、Robert Couse-Baker / IMG_1760 (from Flickr, CC BY 2.0)
進学や就職などを機に、新しい環境に身を置くことは誰しもが経験すること。最初は緊張や不安を抱くが、数週間もすれば環境にも慣れ、自然と不安は解消されていく。
“未知との遭遇”とは大袈裟だが、新しい対人関係を築いたり、新たな場所へ移ることに恐怖を感じる症状を「新奇恐怖症」と呼ぶ。中には社会的変化に適応できずに、動悸や息切れといった身体的症状を訴える人も……。
ある研究では、幼い子どもが毎日同じ食材ばかり口にすることは、将来的に自尊感情の低い不安定な大人へと成長する可能性が高いことが判明している。日常生活に支障をきたす新奇恐怖症は、厄介な恐怖症の1つといえる。