画像は、「Wikipedia」より
フクロユキノシタ(Cephalotus follicularis)
フクロユキノシタ科、唯一の種・フクロユキノシタの葉は、ロゼット状で多数の軟毛を持つ普通葉と、 昆虫を捕獲して消化吸収を行うフタのついた袋状の捕虫葉の2種類。
牙にも見える口が、いかにも「食べます」感が出ていて胸をときめかせる。以前は栽培の難しさからマニア垂涎の植物だったが、近年では栽培しやすい強い固体を大量に増殖できるようになったため、簡単に入手可。
ちなみに、この植物は根がなく、地下茎を伸ばして成長する。オーストラリア西部の日照条件のいい泥炭地という、限られた土地にのみ生えているのにもかかわらず、根無し草とは、これいかに。