なにわ男子『Mステ』単独初出演で“口パク疑惑”が物議… なぜかトラジャファンとのバトルに発展

斉木順

 関西ジャニーズJr.内ユニット「なにわ男子」が、11日に放送された音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に初の単独出演。代表曲『ダイヤモンドスマイル』を披露したが、その歌唱シーンに“違和感”を覚えるファンが続出し、物議を醸している。

 デビュー前でありながら、単独レギュラー番組『まだアプデしてないの?』(同)を持つなど、異例の人気を獲得している「なにわ男子」。今回の『Mステ』単独出演にもファンの熱い視線が集まった。

 ところが、肝心のライブシーンに疑問の声が続出。ネット上で「完全に口パクだった…」「音源と口の動き合わなすぎて違和感がすごい」「口パクやるにしても、もっと上手くならないと」「なにわ男子は歌番組に出るといつも口パクだよね…」といった指摘が相次いだのだ。

 ファンからは「口パクは事務所の方針なんだろうけど、生歌が聴きたかった」「生歌でも大丈夫な気がするけど」「せっかくのMステなのに口パクはもったいない」と、生歌唱を希望する声も多数。その一方、先輩グループらが生歌で音程を外すなどして批判されるケースもあることから「変に生歌にこだわるより口パクの方がいい」といった意見もある。

 さらに、この一件がなぜかジャニーズJr.内ユニット「Travis Japan」のファンと「なにわ男子」ファンのバトルに発展した。

 「Travis Japan」は過去に同番組で生歌を披露していたとして、ファンが「なにわ男子はオリジナル曲なのになんで口パクなの?」「せっかくトラジャが生歌やってきたのに、また『ジャニーズは顔だけ』ってイメージに逆戻りしちゃう」などと苦言を呈し、それに「なにわ男子」ファンが反発するという図式になっているようだ。

 「なにわ男子」と「Travis Japan」はどちらも次期CDデビュー最有力候補とされ、切磋琢磨するライバルとして何かと比較されやすい。今回の「口パク騒動」でも、思わぬ形で対立の構図が生まれてしまったようだ。

 口パクの是非は別にしても、せっかくの晴れ舞台なのに音源と口が合っていなかったのは大きな課題だろう。そうした部分を改善しながら、デビューに向けて実力を蓄えていってほしい。
(文=斉木順)

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