女優の佐藤江梨子が“SMクラブの女王様”を演じる連続ドラマ『惑星スミスでネイキッドランチを』が、4月よりサンテレビで放送される。早くもネット上で「絶対に女王様似合う」「あのスタイルで女王様やってくれるとは…」などと話題を呼び、関西ローカルの地方局ドラマとしては異例の注目を集めているようだ。
同作は、島田角栄監督が手掛ける笑いあり涙ありの“パンクロック人情ドラマ”で、佐藤は尼崎の路地裏にあるSMクラブのクールな女王様・志穂を演じる。純愛を貫くヤクザ、相方を亡くした女漫才師など“愛すべきハミ出し者たち”の人間模様がオムニバス形式で描かれるという。
まだ解禁されている情報は少ないながら、佐藤の女王様としての演技は相手俳優のセリフが出てこないほど“本格的”だったと伝えられている。
久々となる佐藤の連ドラ主演作という意味でも注目だが、ネット上で期待されているのは彼女の超絶スタイルを生かした女王様ぶりだ。SNSや掲示板サイトでは「サトエリのスタイルで女王様って期待しかない」「絶対に似合う」「キューティーハニー以来のハマリ役になりそう」といった声が続々と寄せられている。
佐藤といえば、173センチの長身にスラリとした長い手足、そしてEカップの豊満バストの持ち主でデビュー当初はグラビアで活躍。その美貌とスタイルを買われてドラマや映画でも大活躍し、特にNHKドラマ『その街のこども』や主演映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』は本格派女優への成長を感じさせる傑作として高く評価された。
しかし、2015年にブラジル人男性と結婚したあたりから事務所移籍や育児の影響もあってメディア露出が減少。アラフォーとなっても変わらないスタイルや美貌を持ちながら活躍の場が減ってしまったことを惜しむ声は多く、それが今作への異例の注目度につながっている部分もあるのだろう。
実は、松本人志が監督した映画『R100』でも佐藤はSMの女王様を演じ、ボンデージ姿を披露しているが、同作の評価が芳しくなかったこともあってあまり話題にならなかった。その“リベンジ”という意味でも今回のドラマは注目を浴びそうで、男性ファンからの熱い視線が集まることになりそうだ。
(文=斉木順)
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